健康 てくてくんと行く!! 健康への道

■調理の素朴な疑問を解決!~冷蔵庫・冷凍庫編~
知っているようで意外と知らない調理の基本。今回は、冷蔵庫・冷凍庫の食材の保存方法をマスターしましょう。
皆さんは、冷蔵庫内の温度が何度に設定されているかご存じですか?家庭用冷蔵庫は約2~8℃に設定されています。冷蔵室は約2~8℃くらいで、肉や魚、常備菜、豆腐、乳製品、卵などの保存に適しています。野菜室は約3~8℃くらいで、冷蔵室より少し温度が高くなっていることが特徴です。名前の通り野菜の保存に適しています。冷蔵庫は吹き出し口から冷気を出して庫内を冷却しています。冷気がうまく循環できるように収納しましょう。透明な収納アイテムの活用もおすすめです。
次に冷凍庫です。家庭用冷凍庫の温度は、約零下20~零下18℃に設定されています。冷凍食品の保存や冷凍保存可能な食材の長期保存に向いています。冷凍庫は食品同士でお互いを冷やすために、隙間なく詰め込むことで冷却効率が上昇します。
冷蔵庫によってはチルド室(約0℃)やパーシャルフリージング(約零下3℃)などもあり、それぞれ保存に適した食品があります。各部屋の温度に適した食材を保管することで劣化を遅らせたり、食中毒を防ぐことにもつながります。今の季節はお部屋の温度も低いですが、それでも油断せず家庭で調理したものは適切な保存で、早めにおいしくいただきましょう。

▽冷蔵庫・冷凍庫での食材保存のポイント
冷蔵庫は『スッキリ~』
冷凍庫は『ギッチリ!』

問合せ:健康推進課 栄養支援係
【電話】35-2185