健康 食中毒にご注意!~買い物編~

気温や湿度が高くなる6月は、細菌性食中毒の発生数が急増します。食中毒を予防するための手段として、念入りな手洗いや調理器具の殺菌消毒をしている方は多いと思います。しかし、食中毒予防は、スーパーで食材を手に取る瞬間から始まっているのです。
今回は予防のために、買い物の際に気を付けるポイントを3つご紹介します。

(1)動物性食品は最後にかごに入れる
肉・魚・乳製品などは、特に温度管理が重要な食材です。これらは最後にかごに入れ、食材の温度をできるだけ低く保てるようにし、帰宅までに時間がかかる場合は、保冷バッグを活用しましょう。

(2)ビニール袋に入れ、汁漏れを防止
パックで包装されている魚や肉でも、汁が漏れることがあります。買い物袋の中で、生食用の食材に汁が付着した場合、気付かずに食べてしまう可能性があるため、ビニール袋に入れ、細菌の付着を防ぎましょう。

(3)冷蔵庫の容量に合わせた量を買う
冷蔵庫に物が多いと冷気の循環が悪くなり、庫内の温度が高くなります。なお、冷蔵庫は外気温度にも影響されるため、庫内温度は年中一定ではありません。季節ごとに設定温度を調整するのがおすすめです。

この3つのポイントに気を付けて、買い物の際も食中毒予防をしていきましょう。

問合せ:健康推進課栄養支援係
【電話】35-2185