- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年12月号
■鹿角へようこそ!
ISTEN HOZOTT BENNETEKET KAZUNOBAN!
ショプロン市行政訪問団が9年ぶりに来市
本市の姉妹都市であるハンガリー国ショプロン市のファルカシュ・ツィプリアン市長をはじめとする9人の行政訪問団が、9年ぶりに本市を訪れました。
平成7年に「教育・文化等の友好交流」に関する協定を締結し、平成14年に姉妹都市提携を結んだ両市の交流は、約30年続いています。新型コロナウイルスの感染拡大などにより、相互の行き来による交流が難しい期間が続きましたが、今回の訪問団の来市は、両市の固い絆を象徴する出来事となりました。
▼姉妹都市の絆を深める
○表敬訪問
10月15日に鹿角入りした訪問団は、16日に市役所を訪れ、笹本市長と面会。ファルカシュ市長は、「世界的な困難を乗り越え、訪問することができ、とても嬉しい。今後さらに絆を深めたい」と話しました。また、「姉妹都市としての関係を大切に思っていることを表すため、ショプロン市において最高位の賞を鹿角市へ贈ることが、ショプロン市議会で決定された」と述べ、表彰状と記念メダルを笹本市長に授与しました。
○これまでの交流の概要
・平成7年10月…鹿角市行政訪問団派遣 「教育・文化等の友好交流」に関する協定を締結
・平成8年7月…ハンガリー建国1100年祭記念 鹿角市・ショプロン市友好の翼ツアー開催
・平成14年5月…ショプロン市行政訪問団受け入れ 「姉妹都市提携」を締結
・平成24年10月…ショプロン市行政訪問団受け入れ 姉妹都市提携10周年記念の宣言書の取り交わし
・平成28年10月…四重奏楽団招致コンサート開催
・平成29年7月…ハンガリーを相手国とした東京2020オリンピックホストタウン登録
・令和元年8月…鹿角市行政訪問団派遣
・令和2年~…感染症の影響により交流を一時休止※語学指導員の派遣は継続
・令和4年…姉妹都市提携20周年
・令和7年10月…相互訪問交流を再開
○視察
滞在中、訪問団は市内のさまざまな場所を視察し、鹿角の魅力を肌で感じ、本市への理解を深めました。保育園や小学校で子どもたちの元気いっぱいの笑顔と歓迎を受け、ファルカシュ市長は、「ショプロンの子どもたちにも鹿角の子どもたちのように元気に育ってほしい」と感動していました。
○トップ会談・歓迎レセプション
10月17日に行われた両市長によるトップ会談では、今後の交流について協議が行われ、両市は、青少年ホームステイの再開やスポーツ、特産品、観光など、さまざまな分野での交流を通し、姉妹都市としての絆をさらに発展させていくことで合意しました。
トップ会談後の歓迎レセプションでは、ファルカシュ市長が「鹿角に着いた時から皆さんの温かさを強く感じている。ショプロン市と鹿角市との交流の架け橋を、私たちの力で築いていきたい」とあいさつし、出席者は終始和やかな雰囲気の中、両市の未来について語り、再会を誓い合いました。
問合せ:政策企画課総合戦略室
【電話】30-0201
