- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県鹿角市
- 広報紙名 : 広報かづの 令和7年4月号
■楽しい話や安売りに釣られて会場に行ったら、高額な商品を買うはめに…
催眠商法(SF商法)にご注意を!
催眠商法(SF商法)とは、閉め切った会場に人を集め、安価な日用品販売や無料配布を行ったり、健康についての講座を開催したりする中で、巧みな話術で会場の雰囲気を盛り上げ、冷静な判断ができなくなった来場者に高額な商品を購入させる手口です。
通常の販売店とは異なり、会場では、販売員が親しく楽しませる話術で、安価な商品を提示して、商品が欲しい人に挙手させたり、来場者に拍手をさせて一体感を出させるなど、熱狂的な雰囲気を作り出します。
何度か会場に通っているうちに販売員との間に強い信頼関係が生まれ、会場に集まる人とも仲良くなり、その楽しさや、ひとり暮らしの寂しさを紛らわすために催眠商法(SF商法)に熱中してしまう人も少なくありません。
そのため、通い続けて親しくなった販売員から個別に勧誘されると、断り切れなくなります。このようなところには近づかないことが大事です。もし、会場に行ってしまったら、その場の雰囲気にのまれず、日用品などはもらわないようにしましょう。
催眠商法(SF商法)は、高齢者の健康不安や日常的な寂しさなどにつけ込み、最終的に高額な商品を購入させる悪質な手口です。勧誘されても必要がなければ、その場できっぱりと断りましょう。
問合せ:消費生活センター
【電話】30-0258