スポーツ 輝け!五城目びと30

■キャプテンとしてチームを甲子園に導きたい!
渡邉一衛(いちえい)さん
(秋田県立秋田中央高等学校3年・新町)
父の影響で小学校3年生から野球を始めたという渡邉さん。以降、中学、高校と野球を続けてきました。高校3年生になってからは、硬式野球部のキャプテンとして活躍しています。
渡邉さんは現在、打順は3番で守備はセカンドを守っています。「3番は、バントやヒットなど、場面ごとに様々なことが求められる打順です。また、セカンドは、他の選手のカバーに回る場面が多く、全てのプレーに関わるポジションです」と、チームの要となる自身の役割について話します。
普段の練習では、キャプテンとして誰よりも真面目に練習に取りをけん引しています。渡邉さんは、「現在52人の部員がいますが、1つのプレーに対し全員が意見を言える環境です」とチームワークの強さを語ります。
渡邉さんが印象に残っている試合として挙げたのが昨年秋と今年春の県大会。どちらも大館鳳鳴高校を相手に点差を大きくつけられ負けてしまいました。この悔しさをバネに、今年7月に行われる、全国高等学校野球選手権大会(甲子園)予選に向けて必死に練習を積んできたそうです。
渡邉さんは、甲子園予選を前に、「甲子園で校歌を歌うという自分たちの目標を達成するため、まずは甲子園に出場したいです。皆さんの思いを背負いながら、やるのは自分たちだということを忘れずに試合に臨みたいです」と抱負を話していました。