くらし 菅野大志の「いどばた会議」vol.38

■今月の大ニュース!
『祝!高校カヌー優勝!伊藤直大さん、佐藤和佳さん、太田里桜奈さん、土田琳子さん』

1.インターハイで西川町出身の高校生が大活躍
全国高等学校総合体育大会カヌー競技大会(インターハイ)でも、本町の生徒が素晴らしい成績を収めました。女子カヤックフォアでは、佐藤和佳さん、太田里桜奈さん、土田琳子さん、後藤茜寧さんが2種目で優勝。男子カナディアンシングルでは、伊藤直大さんが200mで優勝、500mでも2位。水泳競技では、荒木脩太さんが200m背泳ぎで第8位の成績を収めました!
また、第24回全国川づくり標語コンクール、奥山結愛良さん(西川中1年生)の「百年後 川の命を 守る今」が全国内水面漁業協同組合連合会会長賞!今後、町としても部活動地域移行を含めた環境整備に力を入れていきます!

2.5年に1度の国勢調査、ご協力をお願いします!
国勢調査は、日本の将来に役立つ大切な調査です。9月下旬から、調査員の皆さまの信頼をお借りして実施します。祖父が30年以上勤め、その苦労を身近にみてまいりました。調査員の皆様には、一軒一軒丁寧に訪問し、ご苦労をおかけします。ぜひご協力をお願いします。
国は、統計等に基づいて政策を決めています。国は、市町村にも統計により課題を把握し、解決するよう求めています。西川町は、ご苦労いただいた統計を大切に活用しています。統計に裏付けられた課題を解決につなげられたことにより、町は、新地方創生交付金を全国で4番目に多く獲得しました。例えば、統計調査によれば、町内売上高は、比較的に農業・建設業が高く重要な業種に位置付けられます。今後、両業種の担い手確保する政策を進めるため国に申請していきます。


農業・建設業が比較的高いことがわかる

3.各地域がいきいき、「いってみっぺ」500回開催!
平成27年11月から、海味の高齢者サロン「いってみっぺ」(奥山妙子代表)が始動してから500回目を迎えました。コロナを乗り越え、週に1度公民館に集い、交流・おもてなしを継続したことに感謝申し上げます。特に3点が素晴らしいです!
・お一人暮らしや高齢者を支援する、主催者の「利他の心」
・継続するリーダーシップとドリームクラブさんの言いやすい雰囲気
・巻き込み力!(介護施設、区、町、一芸のある方、みんな自然と参加)
町としても、高齢者交流の支援を強化し、今でも、次々と「さらぬま」さん「フレッシュマートシブヤ」さんのように次々と交流の場が生まれ、うれしいです。木村睦子さんの歌、白田康子さんの詩吟、白田吉雄さんの皿回しなどで楽しみました!

4.町立病院の売上が上昇!継続に向けての大きな一歩
令和6年度の町立病院の売上にあたる医業収入が前年度比15%上昇。これはコロナ等特殊事情を除けば、十数年ぶりです。主因は、救急患者の積極的な受入であり、その受入数は西村山では河北病院に次いでの2番目です。特に年末年始の9日間で153人を受入れて頂き、医業現場の皆さまの努力の賜物です。これに伴い、1日平均の入院患者も19.1人となり、令和4年比5.4人増加!
これまで新しい事業も実施してきましたが、その根本は、自治体としての責務である「町立病院、水道・道路のインフラの維持」と「子供たちへの投資」のためです。総合計画の期間は8年ありますが、前半4年で稼ぐ基盤をつくり、後半4年で病院・水道を守り、子供たちに西川で住んでよかったと思われるようにしたい。

5.町民有志、連携企業にも西川の水を守っていただいています
全国的に降水が少なかった8月でしたが、町の水道量は確保できました。町のメイン水道の小沼地区の水源は平時、水源に近い600世帯は小沼の湧水源から、町の東部地区800世帯は小沼と吉川にある県水道局の水とブレンドして供給しています。このありがたい小沼の湧水地は数か所あり、例年に比べて枯れていないか、新しい水源がないか、水道管から水が漏れていないか、熊出没の不安を抱えながら職員は町の水道を守っています。今年より町の水道管理にご支援いただく有志団体「水道サポート隊」が発足し今や隊員31名。ありがたいです。最近では、町を応援してくれる企業も。イーリスコーポレーション様(大阪府)は、企業版ふるさと納税として、浄水施設未整備の軽井沢(小山)地区に浄水処理装置を頂きました。これまで同地区では、大雨時に水道水が濁ったときなど、職員が飲料水を各戸に届けておりましたが、これからは、この浄水処理装置を設置することで解消することができます。西川町の大自然の恵み・水資源はみんなで守り抜かなくてはいけません。

6.全国若手町村長会等、西川に多くの視察者が来町!
8月23日から24日、49歳以下の町村長が参加する「全国若手町村長会」の町村長30名が来町。3年間で建設した4施設や役場内の視察し、かせぐ・観光、保育士の雇用を守る「保育園留学」、いきいき交流事業をご紹介しました。月山志津温泉、かわどい亭、月山朝日観光協会の皆さま、ご対応ありがとうございました。
昨年度は、25都道府県から580名が視察にお越しくださり、視察料は全額「高齢者支援かせぐ基金」に積み立て、交流サロンなどの高齢者福祉に活用しております。

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