- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県西川町
- 広報紙名 : NETWORKにしかわ 令和7年11月号
今月のまちの情報をお届けします。
■令和7年度第1回総合政策審議会を開催
10月17日、令和7年度第1回総合政策審議会を開催しました。
当日は、委員11名と菅野町長をはじめとする職員10名が出席し、第7次西川町総合計画」に位置づけられたKPI※の進捗状況や、7月から9月に実施した町民アンケートの結果について意見交換を行いました。KPIについては令和6年度末時点で測定不能である項目を除くと想定を超えて進捗または順調に進捗している項目が73.6%となっており、全体としておおむね順調に進捗しているという結果でした。
また、委員の方からは「生成AI等のガイドラインはあるのか」、「若い人がオリンピックを狙うような環境を作れないか」などを始めとする様々なご意見を頂戴しました。
町の現状や課題、そして委員の皆さまからいただいたご意見は共有し、第2回総合政策審議会にて回答を行う予定です。
※KPI…重要行政評価指数(施策や活動の達成度を測るための具体的な数値指標)
■令和7年度「まちづくり団体活動補助金」「いきいき健幸活動補助金」採択団体
町は、多様性のあるまちづくり活動を支援、住民主体のまちづくりを通してご活躍いただくために「まちづくり団体活動補助金」、高齢者がいきいきと健康で暮らすための活動を支援する「いきいき健幸活動補助金」を交付しています。
□まちづくり団体

□いきいき健幸活動団体

■地域と学校をつなぐ!集落支援員を委嘱しました
10月15日、町では、地域と学校の連携を深め、中学生の活動を支援する「集落支援員」に7名の方を委嘱しました。
少子化や核家族化が進む現代において、学校と家庭だけでは解決が難しい課題が増えています。集落支援員の方々は、中学生の見守りを通して、子育て世代の困りごとの把握や関係機関との連携など多岐にわたる活動を行い、地域全体で子どもたちを見守り、育む環境づくりの中心的な役割を担っていただきます。集落支援員は、地域の活性化と未来を担う子どもたちの成長を支える大切な存在です。
□集落支援員委嘱者(敬称略)
※詳細は、本紙をご覧ください。
■地域の交通安全を願って、JAさがえ西村山からカーブミラー寄付
さがえ西村山農業協同組合から町にカーブミラー4基の寄付をいただきました。これは同組合の地域貢献活動の一環として昭和48年から行われているもので、10月8日、安孫子常哉組合長が内藤副町長に目録を手渡しました。カーブミラーは町内の道路に設置し、安全なまちづくりのために活用していきます。
■外部人材が町にワクワクを届ける!
このたび、10月1日より地域活性化起業人として島田龍男氏(一般社団法人よんなな会理事)に委嘱状を交付しました。島田氏はトラスを活用した交流イベントを企画して、町の方と、様々な知見を持った外部人材との交流の機会を創出します。今後の活動が町にもたらす新しい風に、ご期待ください。
※一社よんなな会…47都道府県の地方公務員と中央省庁で働く完了を繋げることを目的とした会(公務員同士の交流や立場を越えた情報共有を通じて、社会課題の解決を目指している)
■今年度の町民スキー場の営業が決定
町民スキー場は、皆様に親しまれている生涯学習施設ですが、その営業権は運営会社にあります。町は、運営会社から、多額の維持費が必要との説明を受け、利用者との対話会も開催しました。参加者の皆様からは、営業継続に向けた様々なアイデア、「リフトだけでも継続を」との要望をいただきました。11月5日、スキークラブ等からも営業継続を求める要望書を町長・教育長に提出。
これらを受け、町は、すぐに運営会社や株主等と協議し、運営会社に納得いただき、ようやく営業の決定に至りました。来年度以降の営業は、運営会社にて決定されることですが、使える支援策を探し、営業いただけるよう尽力します。
■声を磨いて健康づくり!モンテディオ山形を応援
喉は、声を出すときだけでなく、呼吸や飲み込みの動作にも欠かせない大切な筋肉です。この喉を鍛える「声磨き」を目的に、また60歳以上の皆さんの交流の場づくりとしての事業で練習2回と本番1回の計3回の活動を行いました。
練習では講師を招き、舌を使った表情体操や応援歌の練習に取り組みました。
そして本番では、モンテディオ山形の試合を観戦し、スタジアムで選手たちに力強い声援を送りました。実際に声を出すことで喉の筋肉を鍛えるとともに、仲間との交流や地域チームの応援を通して、笑顔あふれるひとときとなりました。
声磨きのトレーニングは、ご自宅でも簡単に続けられます。健康づくりの一つとして、日常の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
■町総合防災訓練が吉川区で開催、有事に備え避難訓練に臨む
西川町に豪雨による土砂災害警戒情報が発表される中、山形盆地断層帯を震源とする大規模地震による災害を想定した町総合防災訓練を10月5日、旧川土居小学校グラウンドを会場に開催しました。当日は、全戸配布タブレット「つながるくん」を活用した訓練も実施されました。吉川区や警察、消防、消防団など約100人が減災や救助の手順について連携を確認しました。
参加者は段ボールベット、パーテーションの設置体験や防災グッズの紹介、火災報知器設置の啓発、災害時の伝言サービス「171」の紹介、応急処置、消火器による初期消火訓練に臨み、終わりに消防団による火災防ぎょ訓練も行われ、防災について再認識する機会となりました。
