くらし 特集 令和7年度のまちづくりと予算(2)

■町が今年度がんばること。主要施策
今年度は、魅力ある「日本一のコテージ村」を目指した朝日自然観コテージ村再整備事業(2年目)、義務教育学校「あさひ未来学園」建設に係る用地造成工事や建築基本設計・実施設計などの大型建設事業に取り組みます。また、観光交流3施設の運営会社「株式会社朝日自然観」「株式会社りんごの森」「有限会社地球耕望」を統合し、新会社「株式会社朝日町総合産業開発」をスタートさせ、施設ごとのメリットを最大限に活かして、持続可能な観光交流施設の再構築を目指します。
ほかにも、交流人口拡大とインバウンド強化を目指した新すんたく宅今井家改修、デジタル技術を活用した公共サービスの向上を目指した住民票の写しや印鑑登録証明書のコンビニ交付、マイナンバーカードを活用した図書館システムの導入などに取り組みます。

その他、予算の詳細や町の施策については4月16日に全戸配布の「予算説明書」をご覧ください。

◆〔新規〕新宅今井家改修事業 2,998万円
○交流人口拡大とインバウンド強化を目指し、古民家を改修
「新宅(すんたく)今井家」敷地内の広場を整備し、マルシェ会場の機能を向上させ、交流人口の拡大を図ります。
また、母屋と蔵を改修し、外国人観光客が和を感じる交流体験を行いインバウンド強化に取り組みます。
(担当:総務課 財務係)

◆〔継続〕観光交流3施設指定管理料等 9,080万円
○地域に必要とされ、愛される企業を目指し、新会社をスタート
町の観光交流3施設の運営会社「株式会社朝日自然観」「株式会社りんごの森」「有限会社地球耕望」を統合した新会社「株式会社朝日町総合産業開発」を発足しました。施設ごとのメリットを最大限に活かし、持続可能な観光交流施設の再構築を目指します。
(担当:総合産業課 商工観光係)

◆〔新規〕創遊館ホール照明操作卓等改修事業 9,064万円
創遊館ホールにおける照明関連の整備機器などが老朽化しているため、令和7年度に改修工事を行います。
(担当:教育文化課 生涯学習係)

◆〔新規〕GIGAタブレット更新 2,200万円
令和2年度に整備した小中学校児童生徒用のタブレット端末が耐用年数を迎えることから、令和8年度の使用開始に向け、新たなタブレット端末を整備します。
(担当:教育文化課 学校教育係)

◆〔継続〕町道大町西原線道路改良事業 6,300万円
大町地区と西原地区を結び小学生の通学路になっている町道大町西原線について、道幅を広げ歩道を設置する改良工事を令和6年度から行っており、令和7年度の完成を予定しています。
(担当:建設水道課 整備係)

◆〔継続〕義務教育学校整備事業 3億9,200万円
○子どもたちが「この学校で学びたい」「また明日も行きたい」と思える学校の建設
町内3小学校と中学校を統合した義務教育学校「あさひ未来学園」の令和11年4月開校を目指し、用地造成工事や建築基本設計・実施設計に取り組みます。
(担当:教育文化課 義務教育学校創設準備室)

◆〔継続〕朝日自然観コテージ再整備事業 4億6,070万円
○魅力ある「日本一のコテージ村」を目指しリニューアル
朝日自然観のホテル営業を令和6年度末をもって終了し、宿泊機能をコテージに集約します。基本計画は、東北芸術工科大学の学生に考案を依頼。若い感性を活かした提案を考慮し、令和8年度のグランドオープンに向けて整備を進めます。
(担当:総合産業課 商工観光係)

◆〔新規〕DX(デジタルトランスフォーメーション)推進 1,647万円
住民票の写しや印鑑登録証明書のコンビニ交付、役場窓口でのキャッシュレス決済のレジ導入、マイナンバーカードを活用した図書館システムの導入など、公共サービスの向上に努めます。
(担当:税務町民課 住民生活係、教育文化課 生涯学習係)

◆〔新規〕帯状疱疹ワクチン定期接種化事業 174万円
70歳代で発症するケースが多い帯状疱疹のワクチンにかかる費用助成を行います。該当される方には個別で案内します。
(担当:健康福祉課 保健医療係)

◆〔新規〕山形市直行バス運行事業 1,588万円
これまでの運行に加えて、土曜日の朝の復路便(山形市→朝日町)、同夕方の往復便(朝日町⇔山形市)の実証運行に1年間取り組み、通学や通勤の足の拡充を図ります。また、山形新幹線との接続を考慮し、来町しやすい交通環境を整備します。
(担当:政策推進課 総合政策情報係)