くらし 副町長退任のご挨拶

小野和俊副町長は令和5年4月1日に副町長に就任され、令和7年3月31日までの2年間、「公平で誠実な町づくり・オープンでクリーンな町づくり」を目指し、住みよい地域づくりの発展にご尽力いただきました。心より感謝申し上げます。3月13日、退職願を受理し、3月31日付で退職辞令が交付されました。

■2年間大変お世話になりました。
前 金山副町長 小野 和俊

この度、県に復帰することとなり、3月31日をもって副町長を退任しました。町民の皆様には、2年間大変お世話になりました。先日、自分の車を掃除していたところ、金山町内のコンビニのレシート(昼ご飯か?)が出てきました。日付は令和5年3月22日(水)12時52分。平日の金山になぜ来たのか記憶をたどると、この日が打合せで金山町役場を訪れた最初の日だったと気づきました。そこから早や2年が経過し、やっと町の歌も歌えるようになった頃に退任することになってしまいましたが、町民の皆様には、町制施行100周年行事など、様々な場面でご一緒させていただき、本当にありがとうございました。佐藤町長を先頭に、町民の皆様からご意見をいただきながら、町職員とともに副町長として町づくりに携わることができたのは、私にとって得難い貴重な経験でした。日々職務に精一杯取り組んできましたが、取り組みの途中で成果がまだ見えていない事業もあり、町民の皆様の期待に十分に応えることができなかったところもあると感じています。町は今年1月1日に町制施行100周年を迎えましたが、人口減少時代に入り、地域社会を形成してきた様々な社会基盤の維持が困難になってきています。このため、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)など、社会システム全体の変革に取り組んでいくことが喫緊の課題となっております。そのような中、行政には将来にわたり町民の皆様の豊かな暮らしを守る責務があります。「美しい自然清い心の町金山」を継承しつつ、次の100年先を見据え、持続可能で希望の持てる行財政運営に向け、町職員一丸となって人口減少対策をはじめ様々な課題に熱意と行動力を持って着実に取り組んでおります。町民の皆様には、佐藤町長とともに、「みんなが主役、みんなの故郷(ふるさと)、金山町」~住んでよし、訪ねてよしのまちの実現~を目指していただけるようお願い申し上げます。最後に、改めて金山町の皆様に感謝を申し上げるとともに、なお一層のご多幸とご健勝をお祈り申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。