くらし 町のくらしを支える防災士

■災害に備える!防災士の役割と活動
防災士とは、地域の防災活動を推進し、災害に対する備えや対応力を高めるために必要な知識と技術を持つ専門家です。防災士は、地域の特性やリスクを理解し、地域住民の安全を守るために、災害時の行動計画や避難所の運営、応急手当の指導などを行い、住民と連携しながら防災意識の向上を図る重要な役割を担っています。
金山町で活動する防災士は、10名おり、学校や地域イベントでの防災講座を開催したり、避難訓練を実施したりすることで、住民の防災意識を高め、地域の安全確保に貢献してきました。今後も、防災士と共に地域全体の防災力を高め、安全で安心な暮らしを実現していきます。
地域の皆さんも、ぜひ防災士の活動に参加し、共に安全安心な地域を築いていきましょう。皆さんの参加が、地域の防災力をさらに強化する力となります。

■お役立ち情報
○1 行政情報ナビ(防災アプリ)を活用しましょう
令和6年度からリリースされた行政情報ナビでは、地震・風水害・火災・ミサイル情報を瞬時にお届けするだけでなく、ハザードマップの閲覧や写真投稿機能※も備わっています。タブレットや携帯電話にインストールし、いつでも災害情報を入手できるようにしておきましょう。
※写真投稿機能は区長・消防団幹部など一部の方のみ使用できます。

○2 防災士による「防災講話」に参加しましょう 
災害や防災の専門家である「防災士(日本防災士機構認証資格)」が、地区の集会や行事などで講話を行ったり、防災への備えについて一緒に考えたりする「防災講話」を実施しています。また、町では防災士の資格取得費用を全額助成しております。ぜひ地域防災力の強化のためご活用ください。

○3 罹災証明書等のために写真を撮りましょう
万が一、災害によって家屋や倉庫、車両などの財産に被害があった際は、罹災証明書や各種保険の手続きに必要ですので、家屋等の安全を確認したうえで、状況写真を撮っておきましょう。家屋の壁に付着した泥の線跡や、撤去前の土砂など、被害判定の重要な資料になります。
※罹災証明書は、金山町役場で発行できます。

■防災士から町民の皆さんへ
○大場 洋介さん
・令和3年 防災士認定
・山崎地区
近年、自然災害が激甚化・頻発化していると言われており、自然災害から身を守るためには、各個人・ご家庭で防災に関する理解を深める必要があります。6月~8月は梅雨前線による長雨や豪雨により風水害や土砂災害が起こりやすい時期となります。「自分の命は自分で守る」を合言葉に、平時のうちに過程において逃げ遅れないように確認しておく「マイ・タイムライン」を作成しておきましょう。

○髙橋 清さん
・令和元年 防災士認定
・松の木地区
異常気象による豪雨災害や土砂災害等が各地で頻繁的に発生している中、町でもいつ、どこで、起こるか分からない災害に備え、自助、共助の役割の重要性が高まっています。少子高齢化等、様々な社会の変化に伴い、地域防災力向上の活動が縮小している問題を重視し、一人ひとりが今まで以上に、消防団、自主防災組織等の地域における、共助による防災活動に向き合い強化する必要があります。

■金山町防災士一覧
町では防災士を募集しています。興味のある方は下記までお問合せください。
詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。

『県内の防災情報の確認』、『災害時の危険度分布の確認』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

問合せ:役場町民税務課 くらし安全係
【電話】29-5609