くらし 第2回 かねやま元気なまちづくり委員会

9月24日、役場町民ホールで第2回「かねやま元気なまちづくり委員会」を開催しました。はじめに、本委員会の座長である佐藤町長が前回の内容について振り返りを行い、前回のご意見を深掘りする形で、今回のテーマを『高規格道路開通が目前に迫るなか「交流人口の拡大方策」として考えられること』、『冬をもっと楽しむために「町民の健康づくり」として考えられること』の2つとして意見交換を行いました。

■今後の「まちづくり」へ大きなヒント「交流人口の拡大」や「健康づくり」に貴重なご意見
委員の皆さんからは、「季節ごとの暮らしのなかで健康な金山暮らしを体験してもらってはどうか。水路に雪を流す爽快感など、楽しみながらやることが大切」。「町内巡りもよい。金山は林道を活用して周回できる」。「イザベラバードが町を訪れてから、令和10年で150周年を迎える。プレイベントも含めて盛り上げてはどうか」。「冬の室内、囲炉裏を囲んでくじら餅を焼いたり、納豆汁を食べたり、そこで昔語りしてもらうのも面白い」。「雪に関して、町民が感じていることを町の広報に連載して紹介できたらいい。困っていること、楽しんでいることなどを載せたら元気が出るのではないか」。「道の駅とまではいかなくとも、産直施設などがあると寄ってみたくなる」。「金山のラーメン屋のレベルは高い。食の街道マップなどを発信できればよい」。「イザベラバードの知名度を上げることも必要。バードの仮装行列をするなどのイベントも面白い」。「高規格道路の降り口に目立つ看板があれば効果的」。「町民グラウンドで雪像コンテストを行っても面白い」。「余暇、運動のための自転車道路があってもいい」。「人が入ってくれば、欲しいのはお土産。金山にはパン屋がない。米粉パンなどをお土産にどうか」。「バードとも関係する森合峠には歌碑も整備されている。今は土砂が崩れた個所があり、草も刈られていない。歴史の道を町の財産として守っていくべきだ」。「ナイタースキー場はこの辺に少ない。町外を含め、期待する人は多い。経費が掛かると思うが、夏スキーやそりもできるようにするとよいのでは」など、多様なご意見をいただきました。

また、2テーマ以外にも「住居や産直、カフェや店など1か所で生活できるような集合住宅があれば、都会で暮らしている高齢層の方の移住につながるのではないか」。「金山にしかない魅力が必要。例えば温泉。風呂に入るだけでなく何かプラスの魅力があればと思う」。「スキー場の空間、春から秋にかけて何かできないか。四葉のクローバーをスキー場一面に植えて、幸せを見つけられる場所にするとか」。「今後の町の担い手を見据えた基盤整備の方向性はどうなっているか」といった住宅問題や移住定住、農政の話にも話題が及びました。

今回いただいたご意見、様々なキーワードは、来年度に向けた予算編成や事業化の折に参考とさせていただく予定としております。貴重なご意見をありがとうございました。