くらし 中央公民館図書室新刊紹介

■児童「川がパンクしちゃった!もりのがっこうとどうぶつたち」黒川なお/はる書房
ざあざあざあざあ…・・。森に、つよい雨がもう何日も降り続いています。「もりのがっこう」では、動物の子どもたちが、いつものように元気に過ごしていました。そんななとき、お仕事で出かけていたふくろうの校長先生が、息を切らして戻ってくるなり叫びました。「みなさん、にげましょう!もうじき、そばの小川があふれます!」大水害が起きるとき、ある時点を越えたら、一気に破局的な事態へと進みます。「あっという間」に逃げられなくなる。命の危険にさらされる。
親子一緒に学び、地域で活用したい防災意識の向上につながる絵本です。

■大人「8番出口」川村元気/水鈴社
2023年に制作され、累計180万ダウンロードを記録した世界的大ヒットゲーム「8番出口」。地下通路という閉鎖的な空間のなかで、行くか引き返すかの無限の2択を繰り返すというゲームをもとに、驚嘆さえ覚える深みと広がりでその世界を解釈し物語を生み出した川村元気氏。人生観、死生観、現代人に共通する罪の意識を、読むもの観るものに深く突きつけます。ループに迷い込むこと必至の極上エンターテイメント作品!

■児童(著者/出版社)
・ノラネコぐんだんピザをやく(工藤ノリコ/白泉社)
・住みたくない星ずかん(入澤宣幸/創元社)
・だあれ?だあれ?のひなまつり(えがらしみちこ/講談社)
・おんぶーぶー(矢野アケミ/童心社)
・大人も知らないみのまわりの謎大全(ネルノダイスキ/ダイヤモンド社)
・おかあさんの観察図鑑(クオン・ジョンミン/NHK出版)

■大人(著者/出版社)
・さみしい夜にはペンを持て(古賀史健/ポプラ社)
・逃亡者は北へ向かう(柚月裕子/新潮社)
・カフネ(阿部暁子/講談社)
・「老いない人」の習慣、ぜんぶ集めました。(ホームライフ取材班/青春出版社)
・うそコンシェルジュ(津村記久子/新潮社)
・交番相談員百目鬼巳(長岡弘樹/文藝春秋)
・犬がそばにいてくれたから(三浦健太/主婦の友社)

■10/26(日)第18回おおくら大産業市
開催中、中央公民館図書室を解放します。
時間:10:00~12:00
本の読み聞かせや修理も行います。
ぜひ、ご利用ください。