- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県飯豊町
- 広報紙名 : 広報いいで 2026年1月号
◆06 野良ネコと命のこと
渡部:中津川地区では、ネコが捨てられているのではないかと思う状況を目にすることがあります。しかし、すでに複数のネコを保護しているので、すべてを受け入れるのは難しいのが現状です。それでも、目の前の命を放っておくことができず、活動を続けています。
町長:そうした状況は、特定の地区に多いと感じますか。それとも、町全体で見られますか。
渡部:場所によって差があると思います。高齢の方が飼っていたネコが、飼い主が亡くなったあとに行き場を失ってしまうケースもあるのではないでしょうか。保護するネコの多くは年をとっている印象があります。
斎藤:ネコは見かけますが、日常生活で大きく困っているというほどではありません。足跡を見かける程度ですね。
伊藤:我が家では、十分なお世話ができそうにないので飼ってはいませんが、ご近所ではネコをかわいがっているお宅がいくつかあります。家の周辺では、野良ネコを頻繁に見かけるという印象はあまりありませんね。
長岡:農業をする地域では、ネコはネズミ対策として昔から身近な存在です。餌をあげる中で自然と住みつき、世話をしている家庭もあります。
町長:避妊や去勢、治療となると、費用の負担も大きいですよね。
渡部:はい。通院や餌代などもかかるため、善意だけでは難しいと思います。避妊・去勢をしないままだとネコは増え続け、地域全体の問題になってしまいます。ネコが好きな人も苦手な人もいる中で、最低限のルールや、地域としてどう向き合うかという共通認識があってもいいのではないでしょうか。
斎藤:守ろうとする人の思いと、被害を感じる人の立場、その両方を考える必要がありますね。
町長:個人の問題ではなく、地域全体で考えるテーマだと改めて感じました。できることから少しずつ考えていきたいですね。
■新年の抱負
◇斎藤
昨年は仕事中にぎっくり腰になり、長い間痛みと付き合いながら過ごしました。今年はまず、けがをせずに一年を過ごすことが目標です。また、町で進められている脱炭素の取り組みに合わせて、省エネやゼロカーボンを仕事につなげていきたいと思っています。
◇長岡
健康で長生きするためにも、たくさん会話をしたり、さまざまな行事に参加したりしたいと思っています。自分の考えや経験を生かせる場をつくりながら、婦人学級の活動に取り組んでいきたいです。それが結果的に町の役に立てばうれしいです。
◇伊藤
年末から書き初めシーズンで忙しい時期が続きますが、新年も引き続き、子どもから大人まで書に親しんでもらえる教室づくりをしていきたいと思っています。書き初め大会などの行事を通して、書く楽しさを多くの方に感じてもらえたらうれしいです。
◇渡部
占い師として、愚痴を聞いたり、お話を聞いたりする活動もしていきたいと思っています。自分を客観的に見てもらい、突破口を見つけてもらうような、カウンセリングに近いものです。占いに抵抗がある方にも、少しずつ心を開いてもらえるような活動ができたらと思っています。
◇町長
今年は挑戦の年にしたいと考えています。就任から一年がたち、町のことを実際に見て、聞いて、町民の皆さんのお話を伺いながら、多くのことを学ばせていただきました。その中で、町の良さや可能性、そして課題も、以前より深く実感できるようになったと感じています。教育や産業、観光など、さまざまな分野で挑戦を重ねていきたいです。町民の皆さんの声に耳を傾けながら、一緒に町を動かしていける一年にしたいです。引き続き、ご協力をよろしくお願いします。
