くらし まちづくりセンター通信

◆第2回 地区まちづくりセンターの役割
―地域住民の身近な居場所づくりからのまちづくりを目指して―
令和7年度から、各地区まちづくりセンターに地区まちづくりセンター主事が配置されています。これにより、各地区まちづくりセンターの体制は、センター長に加え、地域活動推進員2名と非常勤の地区まちづくりセンター主事1名という配置になります。
地区まちづくりセンターの地域活動推進員は、地域にどのような資源・人材・課題があるかを詳細に把握しています。対して地区まちづくりセンター主事は、子育て・福祉・産業といった幅広い行政分野を網羅しています。互いの長所を組み合わせることで、地域活動のさらなる活性化や地域課題の解決につながることが期待できます。
地区まちづくりセンターが果たす役割として最も重要なことは、地域住民の身近な居場所となることです。地域の住民の皆さん誰もが、自然に気兼ねなく足を運ぶことができ、住民同士の多様な対話や交流が生まれる地域の居場所を目指します。そうした居場所での対話から、地域の課題を皆で共有したり、実践できる地域づくりのヒントが生まれたりすることがあります。
地域づくりは一人でするものではなく、人と人とが協力しながら生み出していくものです。他者の協力を得るためには、対話を通じた相手への理解や共感が欠かせません。地域の皆さんの主体性を得た地域づくりのためにも、地域の居場所づくりからのまちづくりの歩みを進めていきます。

問合せ先:役場企画課まちづくり室
【電話】87-1182