くらし なぜ今脱炭素(ゼロカーボン) 第15回

◆ゼロカーボン達成の柱
ゼロカーボンを達成するための柱の一つは、地域の資源を最大限に活用して自分たちの暮らしに必要なエネルギーを生み出すことです。豊かな自然や技術を活用し、エネルギーの地産地消を推進することで、町全体の温室効果ガス排出量削減を目指します。
・地域の自然エネルギー資源を活用した発電事業を拡大
・公共施設への再生可能エネルギー導入
・エネルギーの地産地消を通じた災害時のエネルギー自立性強化

◆快適で省エネな暮らし実現
ゼロカーボンの実現には、少ないエネルギーでも快適に過ごせる生活環境の整備も不可欠です。町では、町民が日々使う家電製品などをより省エネ性能の高いものに更新する事業を来年度から実施予定です。これにより、家庭や事業所が消費するエネルギーを削減でき、温室効果ガス排出量の抑制にもつながります。

◇省エネ家電の更新事業
・消費電力の大きい家電製品の省エネモデルへ買い替え支援
・補助金制度創設による町民の負担軽減
・省エネ家電普及啓発イベントや説明会の開催
・更新事業の効果検証および情報発信

◆町民とともに進めるゼロカーボンまちづくり
取り組みを進めるうえで重要なのは、皆さんの主体的な参加です。町では、環境教育やワークショップの開催や地域団体との連携を強化し、自分事として取り組める仕組みづくりを進めていきます。
・地域の団体や学校と連携した環境教育の充実
・省エネ、省資源に関するワークショップやセミナーの開催
・町民の省エネ行動を応援する情報発信や表彰制度の導入

来月号へ続く

問合せ先:役場住民課生活環境室
【電話】87-0514