くらし まちづくりセンター通信

◆第7回 子ども食堂から始まる地域の居場所づくり
町では、7月のシンポジウムを皮切りに、地域の居場所づくりを実践するために子ども食堂「みらいろキッチン」を、5つの地区まちづくりセンターを拠点に月1~2回程度開催しています。地域ボランティアの皆さんからご協力いただきながら、多様な世代の方が気軽に参加できるよう、地域の居場所としての「みらいろキッチン」を運営しています。
そこでは、一緒にご飯を食べるだけではなく、応援してくださる方と一緒にご飯を作る、食事をとることで自然な交流が生まれることを大切にしています。自分たちを見守ってくれる地域の方との交流を通じた関係性を構築し、学校でも家庭でもない地域の方と子どもとの新しい関係、ナナメの関係性を築いていきたいと考えています。
来年度の小学校統合や、今後さらなる出生数の減少が見込まれる中、地域において子どもたちを含めた老若男女多様な世代に居場所を作っていくことは、地区まちづくりセンターが果たす機能として重要な役割の一つだと考えています。
10月11日(土)には、「秋の里山ポットラックピクニック」の開催を予定しています。こちらも食を通じて、多様な方との交流やつながりが深まるイベントとなるよう準備しています。
子どもたちの笑顔のため、私たち自身の身近な居場所となるよう、できることから取り組んでいきたいと考えています。そして「みらいろキッチン」の取り組みに多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

問合せ先:役場企画課まちづくり室
【電話】87-1182