健康 一部予防接種の期間を延長します

■高齢者インフルエンザ・新型コロナウイルス定期予防接種
定期予防接種の実施期間を3月31日(月)まで延長します。

対象:
(1)接種当日65歳以上
(2)接種当日60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあることにより、身体障害者手帳1級の方
期間延長前:1月31日(金)まで ➡ 延長後:3月31日(月)まで
自己負担:
・インフルエンザ 1,500円
・新型コロナウイルス 2,100円
※上記対象者で生活保護受給中の方は無料。
接種場所市内の登録医療機関に直接ご予約ください。

Q.新型コロナワクチンって効果あるの?
A.定期予防接種の対象者である65歳以上の方などは、重症化リスクが高い方です。接種により、重症化予防効果が認められたと報告されています。
令和5年秋冬の接種の効果(令和6年7月時点)
・国内の報告…60歳以上で入院予防効果が44.7%
・海外の報告…60歳以上で入院予防効果が70.7%
※いずれもオミクロン株対応1価ワクチン(XBB.1系統)を接種していない方との比較。

■HPV(子宮頸がん予防)ワクチン
平成9~20年度生まれの女性が無料で接種できるのは3月31日(月)まででしたが、条件付きで無料の接種期間を令和7年度まで延長します。
まだ1回も接種していない方も、今年度中に1回でも接種すれば、残りの接種を令和7年度も無料で受けられます。今年度内に完了しないからとあきらめていた方など、ぜひご検討ください。

延長対象:平成9~20年度生まれの女性で、令和4~6年度に1回以上HPVワクチンを接種した方
延長内容:上記対象の方は3回の接種が完了していない場合、残りの接種を令和7年度も無料で受けられます。

○子宮頸がんにより療機関一覧など全国で毎年女性が約2,900人亡くなっています
○公的接種を120カ国以上で実施
○カナダ・イギリス・オーストラリアなどで8割以上の接種率

県立医科大学 名誉教授 錫谷 達夫(すずたにたつお) さん
医師。市予防接種健康被害調査委員会委員長、大原綜合病院大原ワクチンセンター長。

▽ワクチンを受ける機会、逃さず接種を
高齢の方は、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症が重症化しやすくなります。どちらもワクチンの効果は半年ほどしか持続しません。これまで何度も接種したと安心せず、今シーズンの接種を受けるようにしましょう。
高校生を含む平成9~20年度生まれの女性の皆さんは、今年度HPVワクチンの接種を逃すと補助が受けられません。
ぜひ、今年度中に1回目の接種を受けましょう。

問い合わせ:感染症・疾病対策課
【電話】597-6203