子育て KORIYAMA Dreamer 夢に向かう郡山人 vol.83

■郡山ザベリオ学園中学校1年 キャメロン・アイラさん
昨年の県女子アマチュアゴルフ選手権で、成人も出場する中、史上最年少優勝を果たしたアイラさんに思いを伺いました。

○最後まで諦めない集中力で、さらなる高みへ
幼稚園児の時、ゴルフが趣味の父と練習場に行っていました。かっこよくて楽しそうだったので、私も子ども用のクラブを買ってもらいました。小学3年生からレッスンに通い始め、初めて出た大会で3位に入賞できてビックリ。もっとうまくなって優勝したいと目標ができて、日々の練習が楽しくなっていきました。
ただ、大きな大会に出るようになると、序盤で思うようなプレーができず悔しい結果が続きました。ゴルフは、雨や風など自分ではコントロールできない天候と向き合う難しいスポーツなので、状況の判断力と技術が必要です。だからこそ、レッスンやシミュレーターを使った練習では、どんな天候なのか状況を具体的にイメージして、風が強い時は低めに打つなど、状況に応じた打ち方を納得できるまで練習しています。
こうした練習のおかげで、どんな状況でも最後まで諦めない集中力が私の強みになりました。昨年の県女子アマチュア選手権では、土砂降りの中、最後に同点でプレーオフという展開へ。それでも平常心と「絶対に優勝したい」という強い気持ちで粘り強くプレーできました。それが史上最年少での優勝という結果になり、本当にうれしかったです。難しいからこそ、狙いどおりにプレーできた時の達成感が気持ちよく、もっとうまくなりたいという思いを持ち続けられています。
3月には、全国中学校ゴルフ選手権春季大会に出場します。目標は10位以内に入ること。普段から練習の送迎をしてくれる両親など、応援してくれる方々に良い報告ができるように頑張ります。