- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県須賀川市
- 広報紙名 : 広報すかがわ 2026年2月号
須賀川アルバム-昭和の記録写真から-
酒桶の乾燥(昭和40年代)
写真は、市内にあった酒造店が、酒造りで使う大桶(おおおけ)を乾燥させている様子です。
酒造店では、春から秋にかけて酒を出荷し、空になった酒桶(さかおけ)を冬に手入れしていました。職人たちは、丹念に水洗いした酒桶を日光と乾いた空気にさらし、次の酒造りに備えていました。
須賀川の水は質の良い硬水だったため、製麺のほか、酒・しょう油・みその醸造が盛んでした。中でも酒造りは、江戸時代から活発に行われ、最盛期の大正8年頃には酒造店が19軒ありました。当時の須賀川駅で扱う貨物の7割以上が酒だったといわれています。
酒造店の中には、いくつもの銘酒を生産し、東京をはじめ、全国各地に出荷するところもありました。
須賀川では「三立(さんりつ)」「金菊(きんぎく)」「山保登利(やまほとり)」など多くの銘柄が生み出され、その名が広く知られていました。
→博物館
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