文化 ふるさとの遺産 No.372

須賀川アルバム-昭和の記録写真から-
防空演習(昭和10年代)

今年は、太平洋戦争終戦から80年を迎えます。
写真は、現在の中町にあった須賀川商業組合の前で行われた防空演習の様子です。防空演習は、空襲に対応するため、消防や警備、救護などを行う訓練で、昭和14年に組織された「警防団」が指導しました。写真からは、建物にはしごを掛け、バケツリレーをしている様子がうかがえます。
須賀川町では、戦争が激化した昭和18年に、防空講習会が5回、防空訓練が7回行われています。この年には警戒警報が3回発令されましたが、実際に空襲はありませんでした。
しかし、昭和20年8月9日、ついに空襲が現実のものとなります。当時の福島療養所や浄水場、須賀川駅前の新栄町地区などが爆撃を受け、6名の命が失われました。また、川東駅など周辺の村々も攻撃を受けました。

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