健康 すこやか通信

-はじめよう、歯周病予防-

◆歯周病とは?
歯と歯茎の隙間から細菌が侵入することで起きる歯肉炎と歯周炎を合わせて「歯周病」といいます。虫歯とともに、歯を失う二大疾患とされています。

◆歯周病の原因は?
歯周病原菌という細菌が関わっていると考えられます。不十分な歯磨きにより歯周病原菌を含む歯垢(こう)(プラーク)が増えることで歯肉が炎症を起こし、歯周ポケットが深くなると更に歯周病原菌が繁殖します。また、喫煙者は非喫煙者に比べて3倍以上も歯周病になりやすいといわれています。

◆歯周病を予防するには
歯周病原菌はバイオフィルム(薄い膜)を作って歯に張り付くため、毎日の丁寧な歯磨きや歯科医院での口腔清掃が有効です。また、歯石はバイオフィルムの形成を更に進行させるため、歯科医院で定期的な歯石除去を受けることも重要です。

◆歯周病といわれたら
歯科医院を受診し、症状に応じて必要な治療を行いましょう。また、糖尿病などの全身疾患や喫煙は歯周病を悪化させることがあるため、禁煙や健康管理も大切です。
歯周病は再発しやすい病気のため、丁寧な歯磨きなどのセルフケアを続けながら、歯科医院でのプロフェッショナルケアを定期的に受けましょう。

→健康づくり課
【電話】88-8123