- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県相馬市
- 広報紙名 : 広報そうま (令和8年2月1日号)
学識経験者と公募による市民で構成する市外部評価委員会(委員7人)は、本市が相馬市総合計画「マスタープラン2017」に基づき、令和7年度の重点施策実行計画として定めた35施策の中から、15の事務事業を選定して評価を行い、令和7年12月8日、市長に評価結果を報告しました。
評価に当たっては、全6回の委員会を開催し、担当課へのヒアリングや現地視察などを行い、各事務事業の取り組み状況の検証を行いました。
市では、この評価結果を今後の事務事業の改革・改善に反映していきます。
■総評
・少子高齢化や気候変動の影響により、これまで保たれていたバランスが崩れ始めており、地域社会のさまざまな局面で社会問題として顕在化してきています。人口減少や地球温暖化が確実に進行する中、地域を支えるさまざまな団体の構成員の高齢化・なり手不足の問題、地域の自然環境を形成する里山や農地の荒廃、生活スタイルの変化によるごみ排出問題、下水道を始めとするインフラ維持管理コストの増大など、さまざまな問題の深刻化が懸念されます。今後はこれまで以上に「私たちの住む相馬のことを考えた持続可能なまちづくり」という視点を中心に捉え、未来を見据えた行政運営を行ってください。
・市民が安心して生活し、誰もが幸せを感じられる相馬市になるために、相馬に住む全ての人が孤立しない、孤立させないことが極めて重要です。地域全体で見守り合い、支え合い、声を掛け合うことで、住民が社会とのつながりを実感できるように、行政と市民がより深く関わり、誰一人として取り残さない、笑顔あふれる共生社会を目指してください。このような社会の実現には、市民にノーマライゼーションという理念を浸透させることが不可欠です。また、地域力の向上のため、行政が主催する会議に多くの住民が積極的に参加できるよう努め、幅広い層から寄せられる意見を誠実に施策へ反映させてください。
※ノーマライゼーションとは、障がいのある人もない人も、互いに支え合い、地域で生き生きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指すという理念です。
・今後も相馬市が魅力ある相馬市であり続けるために、食や自然、史跡など、十分に活用されていないポテンシャルを秘めた観光資源を最大限に活用し、多角的な経済・市街地活性化施策を強力に推進してください。相馬を訪れた方が満足し、リピーターとして情報を発信していただけるように、多様な関係者が協力し合い、住民と共に柔軟な発想で幅広い意見を出し合いながら一体となって取り組むことを期待します。さらに、まちの将来を支える人づくりのため、学校教育の充実を図るとともに、市内への若者の定住を促進するために、世代や性別を問わず活躍できる社会環境づくりを進め、まちの魅力向上とあらゆる面での情報発信の強化を図ってください。
■評価結果
・15の事務事業について「A」「B」「C」「D」の4段階評価を行った結果は、次のとおりです。
・評価点数は、7人の委員が事務事業ごとに事業の妥当性や効率性などを5点満点で評価したものの平均です。

◇事務事業ごとの評価


