- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県伊達市
- 広報紙名 : だて市政だより 2025年5月号
■〜塩分、取りすぎていませんか?〜 減塩を意識して高血圧を予防しましょう
脳や心臓、腎臓の病気は、『高血圧』が死因の主な要因となっています。血圧と塩分の関係を知り、毎日の食生活で減塩を意識してみましょう。
◇減塩は子どもの頃から!?
40歳〜74歳を対象に調査したデータによると、毎年、男性・女性共に1日あたりの塩分摂取量が基準値より約3グラム多いことが分かっています。しかし、気を付けるのは大人だけではありません。
3歳6カ月児健診受診者302人を対象に尿中食塩摂取量を測定したところ、約75パーセントもの子どもが塩分を取りすぎていることが分かりました。
子どもの食事は家庭の食生活と密接につながっているため、保護者の減塩を意識した食生活や子どもを取り巻く食環境を整えることが大切です。
《3歳6カ月児 302人を対象にした調査結果》
◇塩を取りすぎるとどうなるの?
人間の体は0.9パーセントの塩分濃度を保っています。食事から塩が体内に入り、塩分濃度が上がると、体の中では次のような変化が起こります。
・ナトリウムの作用で血管が収縮する
・喉が渇き水分を補給すると血液量が増える
・血圧が上昇し体調不良の原因に
◇まずは自分の体を知りましょう
体の異常は早期発見が大切です。毎年、市民健(検)診を受け、放置しないで医師に相談しましょう。市内11カ所の公共施設に設置している自動血圧計をご活用ください。
◇健康相談も随時受付中!
健診結果の見方や、食事、運動、心の健康のことなど、お気軽にご相談ください。
場所:伊達市保健センター
時間:平日8時30分~17時(12時〜13時を除く)
◇子どもたちへの教育や出前講座も実施中!
次世代へのアプローチとして、学校の授業の中で減塩を啓発しています。
ご希望があれば、血圧や塩分についての講話や塩味の味覚チェック体験など、職員が出向きます。
《街頭啓発活動も実施しています!》
「減塩の日」に合わせ、毎月17 日には街頭での啓発活動を行っています。
伊達市の減塩啓発活動を応援してくださる「減塩推進応援店」は現在39 店舗ご登録いただいています。
◇だれでも てがるに しおひかえ
毎年5月17 日は「高血圧の日」、毎月17日は「減塩の日」です。これを機会に普段の生活で塩を控えることを意識してみましょう。
食塩摂取量の目安がわかるチェックシートもあります。街頭での啓発活動や健幸づくり課窓口で配布していますので、ご自身の塩の取り方をチェックしてみませんか。
《動画でもチェックできます!》
血圧と減塩の関係性や高血圧を予防する方法ついては、伊達市の公式YouTube(ユーチューブ)でもお話ししています。ぜひご覧ください。
◎動画はこちら︎ → 市公式YouTube
※広報紙P.29に二次元コードを掲載しています。
問合せ:健幸づくり課地域保健係
【電話】576-3736