文化 伊達市 おかいこ用具 コレクションカード Vol.4

伊達市保原歴史文化資料館では、10月より伊達の蚕糸業を主とした展示に変わります。このコーナーでは、リニューアルに向けて国重要有形民俗文化財指定を受けた伊達市所蔵のおかいこ用具をカード形式でご紹介します。

【あそび方】
(1)切り取って集めよう(眺めるだけで楽しい!)
(2)説明を読んで学ぼう(展示の予習になる!)
(3)じゃんけん(左上)や、おかいこ度(右下)で競おう!

No.010(グー) 綿掛台(わたかけだい)
桶に入れたぬるま湯の中で繭を引き延ばし、綿掛台に覆うようにかけて盤真綿(ばんまわた)を作る。昭和の初め頃には綿掛台を使った真綿掛けの競技会も行われた。

No.011(チョキ) 絞(しぼ)り器
真綿の脱水器。出来上がったばかりの水分を含んだ真綿を絞る用具。上部にある竹製のスノコに真綿を入れ、ハンドルを回すと回転し、遠心力で中の真綿の水気を切る仕組みになっている。

No.012(パー) 真綿(まわた)チョッキ製造板(せいぞうばん)
真綿を紡いだ紬糸(つむぎいと)でチョッキをつくる板。チョッキ形に配置された穴に掛け棒を差し、機織りのように糸を渡し織っていく。後ろ身頃1枚・前身頃左右2枚を作り、これらを繋ぎ合わせてチョッキが完成する。

※詳しくは広報紙P.27をご覧ください。

問合せ:生涯学習課歴史文化まちづくり係
【電話】573-5804