くらし 地域防災マネージャーの防災いろいろ

~家庭用火災警報器~

11月、もう晩秋ですね。そろそろ暖房が恋しい季節になり、皆さんもストーブやこたつなどの暖房設備の準備をしているころと思います。一方で暖房設備による火災も増える時期でもあります。皆さんのご家庭にも住宅用火災警報器が設置されていると思いますが、点検や交換はお済みですか?
点検は簡単で、警報器本体にボタンや紐がついているので押したり引いたりして警報が鳴れば点検完了です。しかし、高いところについているので転落などには注意してください。また、本体が古くなると火災が起きても鳴らない場合が考えられるため交換は10年が目安となっています。
設置場所は、基本的に寝室や寝室直近の階段の上部となっています。理由は、就寝時間帯に火事が起きたときに、逃げ遅れる場合が多いことに起因しています。住宅用火災警報器のおかげで、就寝時間帯の火災からの避難の成功事例がたくさんあるんですよ。
寒い冬に向け、暖房器具の準備と併せて火災警報器の点検と交換を早めに済ませましょう!