文化 歴まちさんぽ~千年の歴史を未来へ~Vol.103

国見町は、千年以上育まれてきた国見の歴史・伝統・文化をこれから百年後に伝えていくため、これらを生かした「歴史まちづくり」を進めています。このコーナーでは町や地域が行っている取り組みについて、毎月お伝えしています。

■県歴史資料館「新公開史料展」で国見町の史料が展示中!
福島県歴史資料館(福島市)には国見町の史料が多く寄託されています。目録への収録・刊行によって新たに公開された旧藤田村ゆかりの「二文字屋文書」および旧小坂村ゆかりの「高原庄一家文書」が、昨年12月から同館で展示されています。この機会にぜひ、見学してみてください。
会期:3月22日(日)まで午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:福島県歴史資料館展示室(福島市春日町5-54)
入館料:無料
解説会:2月22日(日)午後1時30分~(50分程度)
主催・問い合わせ:(公財)福島県文化振興財団福島県歴史資料館館
【電話】534-9193

▽展示の見どころを紹介!
「古金引替(こきんひきかえ)代金預り(覚)」(高原庄一家文書(その2)104)
小坂村で酒造・養蚕業などを営んだ高原屋の高原庄兵衛が、上山村(現山形県上山市)藤屋に送った万延元年(1860)の証文です。高原家が古金引替に携わっていたことを示す史料です。※
※新しい小判(万延小判)と古い金貨を交換すること。名主も務めた高原家が当時重要な役割を果たしていた。

■あつかし歴史館特別展示「榛澤成清(はんざわなりきよ)大明神が伝える歴史」開催中!
あつかし歴史館では、特別展示「榛澤成清大明神が伝える歴史」が1月31日まで開催中です。
国見町の初代町長半沢殷保(たかやす)氏を輩出し、明治期から大規模サクランボ農園を経営した半沢家。その屋敷跡には「榛澤成清大明神」が残ります。この神社は半沢家の祖先と伝わる榛澤成清という源平から奥州合戦にかけて活躍した関東武士を祀ります。その主君は、鎌倉幕府の重臣であった畠山重忠であり、2人には多くの逸話も残ります。
昭和50年頃には、国見町と榛澤成清の所領であった埼玉県深谷市との住民交流も生まれるなど、その知られざる歴史にスポットをあてる展示となります。ぜひご覧ください。

問合せ:
あつかし歴史館【電話】585-4520
企画調整課地域振興係【電話】585-2967