文化 ~大玉村とマチュピチュ村の10年~

■第4回プレートは今どこに
前号では「プレートが無事に届いていますように」と願いながら文章を結びましたが、さて今月号ではどうなったか…。実は、まだ最終的にマチュピチュ村へは届いておりません。
正確に申し上げると、プレートはすでにペルーに到着しています。ただ、税関での手続きに時間を要している状況です。本来は寄附として送っているものですが、現在は「商品」として扱われてしまっており、寄附品として認識していただくために必要な書類を修正するなどの調整を進めています。在ペルー日本国大使館にもご協力をいただきながら、確実に前進をしています。「除幕式前にプレートが間に合わないのでは?」とならないよう、毎日確認を続けています。来月号こそ「プレートが届いた!」という朗報を写真とともにお伝えできればと願っています。
一方で、マチュピチュ村での除幕式は目前に迫っています。参加者の皆さまは事前研修を行い、準備を整えています。さらに、スケジュールや式典の進め方、内容についても現地と調整を重ね、両村が心を一つにして記念すべき日を迎えられるよう努めています。
この10年間で築かれた友情を胸に、そして未来へ向けたさらなる交流の始まりとして、今回の除幕式は新たな出発点となります。村民の皆さまには、今後とも温かいご支援とご注目をお願いいたします。

問合せ:野内与吉顕彰プレート制作実行委員会(事務局総務課情報広報係)
【電話】24-8098