くらし 公民館日誌

●生涯学習講座「麹の教室」 10月19日
すみれ荘で生涯学習講座「麹の教室」を開催しました。講師に麹マイスター猪俣光恵さん(米澤屋麹店)をお迎えして、『発酵・麹パワーでイキイキ元気に!』をテーマに麹の基礎知識から活用法まで教えていただき、いいことずくめの麹の魅力を触れました。
始めに座学で麹に含まれる酵素や健康・美容への効果について学びました。麹が作り出すさまざまな酵素の働きと腸内環境を整える効果や料理への活かし方など、とても興味深いお話で、次々と質問が飛び交い関心の深さが伺えました。
座学の後は、塩麹作りを行い、個々が持つ常在菌で風味や味が変わりオリジナルの塩麹ができることに驚きました。
また、麹づくしランチプレートの調理も行い、麹調味料と甘酒だけのシンプルな味付けで素材本来の旨みが引き立つ美味しさに感動しながら味わいました。

●少年教室「ハロウィーンへようこそ!」 10月25日 
公民館で少年教室「ハロウィンパーティーへようこそ!」を開催し、子ども達の工夫を凝らしたコスチュームでハロウィンの雰囲気を盛り上げました。
アレクサンドラ先生(昭和小中学校外国語指導助手)と一緒に、英語にチャレンジしながら、Candy catch lace(キャンディキャッチレース)、Monster bowling(モンスターボウリング)、Monster hunt(モンスター探し)の3つのゲームを楽しみました。
また、定番フレーズ「Trick or Treat」(お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ)で、家々を回ってお菓子をもらうハロウィンの風習も体験しました。

●少年教室・放課後児童クラブ合同「お出かけ学習」 11月4日
小学校の振替休業日に合わせ、少年教室と放課後児童クラブ合同で福島市の2つの施設で「おでかけ学習」を行いました。
日本銀行福島支店では、クイズ形式で日本銀行の役割やお札のことについて楽しく学習できました。また、1億円(模擬券)を実際に持つ重量体験と触って透かして傾けて道具での4つの方法でお札の偽造防止の技術を観察する体験も行い、新しい発見の数々に驚きました。
福島警察本部では、通信司令室と交通管制センターを見学し、110番通報から各所へ指令を出す仕組みや道路情報を調整し管理する役割を知ることができました。また、指紋採取体験では専門的な道具を使い指紋を浮かび上がらせ鑑識気分を味わい、パトカーの乗車体験もできました。

●生涯学習講座「歴史・古文書講座」 11月8日
昭和村公民館で、令和7年度歴史・古文書講座第4回を開催しました。
講師に奥会津博物館の渡部康人さんをお迎えして、令和5年度に村へ寄贈された古文書「公私摘要」を用いて、当時の奥会津地方の様子などについて解説いただきました。
第4回では、TOPPAN(株)が提供しているアプリ「古文書カメラ」を用いて、実際に古文書の解読体験を行った後、記されている内容について解説いただきました。

●千歳学級「健康教室」 11月13日
公民館で千歳学級「健康教室」として、会津医療センターの出前講座を開催しました。講師にリハビリテーション部の理学療法士 遠藤達矢さんをお迎えして『高齢者の姿勢と腰痛~腰が曲がって困っていませんか~』をテーマとしてお話いただきました。
腰曲がり(成人脊柱変形)が身体と生活にもたらすさまざまな悪影響、腰曲がりの一因の骨粗鬆症、骨を丈夫に保つ食事、正しい姿勢を保つメリットなど、たくさんのためになる知識を知ることができました。また、転倒による骨折のリスクを軽減するために、ロコモ(運動器症候群)の予防・改善運動も体験しました。
骨を丈夫に元気に過ごすためには、日々の生活の中でバランスの良い食事と適度な運動を心掛け正しい姿勢を意識することが大切だと実感しました。(共催:保健福祉課保健係)