くらし 村のデキゴト(1)

◆教育長に長沼敬貴(ながぬまよしたか)氏
令和7年5月21日から本村教育委員会教育長に就任しました長沼敬貴と申します。
私は今年3月に会津若松市立謹教小学校長を最後に教員生活にピリオドを打ちました。中学校の教員として18年間、小中学校の管理職(教頭、校長)として8年間、会津教育事務所等の教育行政職として12年間の教職生活を送りました。これまでの計38年間、無事に務めあげることができたのもたくさんの諸先輩、同僚職員、保護者や地域の皆さんの支えがあったからだと感謝しております。
そして、何と言ってもこれまで出会ったすばらしい子ども達が私に勇気とやる気を与えてくれたおかげだと考えています。
この度、本村教育委員会教育長をお引き受けするにあたり、自分自身に何ができるだろうと自問自答してみました。結論としては、肩肘張らずに、難しいことを考えずに、目の前の子どものために、また、本村の教育振興のために、微力ながら少しでも役に立てればよいのではないかという結論に至りました。
私自身が校長時代に常に意識してきたことは、「子どもが真ん中の学校」づくりです。学校の主役は子どもであり、村の教育活動の主役は村民の皆さんです。
あらゆる教育活動の場面において「子どもにとって必要か、村民にとって必要か、村民にとって必要か、村民にとって有効か」ということを判断基準にしながら、子ども、村民が真ん中の教育の実現に努めていきたいと思います。
最後に私と本村との関係について少しふれておきたいと思います。私の母方の祖父の生まれが下中津川です。母も幼少期を本村で過ごしたようです。そして、私自身も小学生の頃、夏休みになると祖父の家に遊びに来て、川で魚を取ったり、農作業の手伝いをしたりしたことが思い出に残っています。
このように私にとって縁の深い本村で務められることに感謝しながらがんばりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
〔略歴〕
昭和62年　神奈川大学法学部法律学科卒
昭和62年4月〜平成15年3月　県内の各中学校に勤務
平成15年4月　会津教育事務所　社会教育主事
平成24年4月　本宮市立白沢中学校　教頭
平成27年4月　会津教育事務所　主任社会教育主事
平成29年4月　下郷町立下郷中学校　校長
令和3年4月　会津教育事務所主任管理主事
令和4年4月　会津若松市立謹教小学校　校長

◆保育所で交通安全教室
4月25日(金)保育所において保育参観を行いました。日ごろの保育所での生活や遊びなどを見ていただいた後、親子で一緒に交通安全教室を行いました。昭和駐在所の清野さんを講師にお招きして、横断歩道の渡り方などの交通ルールを教えていただき、実際に横断歩道を渡ってみました。また、パトカーに乗せてもらい、車の死角について学びました。親子で楽しく交通安全について学ぶことができ、とても有意義な保育参観となりました。

◆いってみっ会お花見
4月25日(金)すみれ荘内において、下中津川いってみっ会のお花見を行いました。朝から調理を開始し、いなり寿司、おにぎりと澄まし汁を参加者27名にふるまい、お花見気分で皆でおしゃべりを楽しみながら舌鼓を打ちました。

◆第16回博士山水芭蕉まつり
5月4日(日)水芭蕉としらかばの杜及び博士トンネル入口周辺を会場に第16回博士山水芭蕉まつりが開催されました。
今年は天候があいにくの雨模様でしたが、約1000人が来場し、まつりを楽しみました。
出店も盛況で、また抽選会では、1等が液晶テレビで老若男女問わずに大いに盛り上がりました。

◆ブナウォーク
5月11日(日)旧401号博士峠を活用した「ブナウォーク」が開催され、村内外から集まった総勢550名の参加者が総延長7kmのコースを歩きました。スタート地点の広場は冷たい風と雨であいにくの天気でしたが、峠のコース内は風も穏やかで歩きやすく、ブナの巨木の前で写真撮影したり、新緑のコースを思い思いに楽しんでいました。