- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県西郷村
- 広報紙名 : 広報にしごう 令和7年7月号
■令和7年度 個別健(検)診について
実施内容:
対象年齢の基準日は令和8年3月31日です。ただし、今年度で75歳になる方で特定健康診査を受診される方は、検診日当日の年齢が基準となります。
実施期間:特定健康診査、高齢者健康診査、胃がん・肺がん・大腸がん・前立腺がん検診、肝炎ウイルス検査については、7月1日(火)から10月31日(金)までとなります。
子宮頸がん検診、乳がん検診については、7月1日(火)から令和8年2月28日(土)までとなります。
受診方法:各実施医療機関に直接お申し込みください。
※実施医療機関については、全戸配布している「令和7年度住民健(検)診のお知らせ」または村ホームページをご覧ください。
持参物:
(1)特定健診受診券(A4・黄緑色)
(2)マイナ保険証、健康保険証、後期高齢者医療被保険者証のいずれか
※(1)は特定健診を受ける方のみご持参ください。個別検診用の受診録は、医療機関にあります。
その他:
(1)年度内、集団健(検)診または個別健(検)診のどちらかを選択し受診してください。
(2)生活保護・住民税非課税世帯の方は、検診料金の免除が適用になりますが、事前に健康推進課へ申請が必要となります。
(3)乳がんおよび子宮頸がん検診は、前年度に村の集団・個別検診および人間ドックで受診された方は対象となりません。なお、検診期間終盤は予約が混み合い受診できないことがありますので、早めの受診をお勧めします。
問合せ:健康推進課(保健係)
【電話】25-1115
■健康な歯を守るために 歯周病と歯周疾患検診について
○歯周病について
現代では、40歳以上の5人に1人が歯周病といわれています。歯周病の主な原因は、歯と歯茎の間の「歯周ポケット」の汚れです。
この歯周ポケットに汚れが溜まり深く大きくなると、歯がグラグラし、噛んで食べるときに痛みが出たりします。また、歯周病は全身の健康にも影響するといわれ、糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞の原因にもなります。
○歯周病の予防方法
(1)家でできる予防(セルフケア)
毎日の歯磨き時に、「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」を使って歯と歯茎のケアをしましょう。
(2)歯科医院による予防(プロケア)
歯周ポケットに溜まった汚れや歯石は、歯科医師による専門的なケアで除去しましょう。
○歯周疾患検診について
料金:無料
対象者:20歳・30歳・40歳・50歳・60歳・70歳の方(対象年齢の基準日は令和8年3月31日)
※対象者には受診券を送付しています。
実施日:11月30日(日)まで
実施場所:各実施医療機関
申込方法等:詳細は、6月中旬に個別にお送りしているご案内で確認してください。
問合せ:健康推進課(保健係)
【電話】25-1115
■7月28日は日本肝炎デーです
世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでの肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を「世界肝炎デー」と定めました。
日本でも同様に、7月28日を「日本肝炎デー」と制定し、国や地方公共団体、医療機関や事業主団体等が協力し、肝炎の知識、予防、治療に係る正しい理解が進むよう普及・啓発を行い、肝炎ウイルス検査の受診を促進しています。
○肝炎について
ウイルス性肝炎は、肝炎ウイルスに感染して、肝臓の細胞が壊れていく病気です。肝炎ウイルスに感染することで慢性的な炎症が繰り返され、肝臓が硬くなり、肝機能も悪化します。進行すれば肝硬変や肝がんの状態になります。肝がんの原因の約50%がウイルス性肝炎で、B型・C型肝炎ウイルスの持続感染者は全国に200万人以上いると推計されています。
○肝臓は「沈黙の臓器」
肝炎ウイルスに感染しても、ほとんどの場合自覚症状がありません。気づかないうちに、肝硬変や肝がんへ重症化する恐れがあります。
○肝炎ウイルス検査
血液検査により調べることができます。早期発見し適切な治療を受けることで、深刻な病状に進行するのを防ぐことができます。
村でも集団健(検)診、個別健(検)診にて肝炎ウイルス検査を行っています。詳細は、本紙8~10ページをご覧いただくか、下記までお問い合わせください。
問合せ:
・県南保健福祉事務所 感染症予防チーム【電話】22-6405
・健康推進課(保健係)【電話】25-1115