子育て 夏休み小学生がいろいろ体験!!

この夏、町では小学生を対象に「いろいろ体験くらぶ」を開講しました。これは、子どもたちに多種多様な体験の場を設けることにより、広い視野をもった人材の育成と青少年の健全育成を目的に開催したものです。
家族と一緒に参加する講座もあり、いろいろな体験を通して家族や参加者同士の交流を深めることができました。講座に参加した子どもたちからは、「楽しかった」「また参加したい」などの感想が寄せられ、楽しい夏休みの思い出をつくることができました。

◆いろいろ体験くらぶ
第1回「親子木工教室」を開催しました
親子木工教室を小野小学校の児童とその保護者を対象として8月3日、多目的研修集会施設で開催しました。
この事業は福島県の森林環境税を活用したもので、福島県産間伐材を利用して、木工作品を製作することで、森林の恵みに触れ、森林の必要性を学習することを目的に開催しました。
小野町建築家具組合の指導のもと、いろいろ使える便利棚を製作しました。
参加した児童からは「クギを打つのがとても楽しかった」「難しかったが作れたのがうれしかった」保護者からは「子どもと物を作ることができてとても楽しい時間になった」などの声が聞かれました。

◆いろいろ体験くらぶ
第2回「プールでカヌー体験!!」
カヌー体験教室を8月18日にB and G海洋センタープールで開講しました。
当日は、水辺の事故防止を楽しく学べる「水辺の安全教室」や、ライフジャケットを着用して浮遊体験を行った後に、パドルの使い方などのカヌーの操作に必要なことを学び、実際にプールでカヌーに乗ってみました。初めてカヌーに乗った子どもも多く、最初はなかなか思い通りに進めなかったりしましたが、だんだんとコツをつかんで、水上を進む感覚を楽しんでいました。

◆いろいろ体験くらぶ
第3回「モッツァレラチーズをつくってみよう!」
いろいろ体験くらぶ第3回「モッツァレラチーズをつくってみよう!」を8月7日、勤労青少年ホーム調理室で開催しました。
はじめにモッツァレラチーズができる工程を学びました。説明の途中、生乳からホエイ(※)が取り除かれていく様子を見たり、ホエイを飲んだりと、目、耳、舌を使いながら学んでいました。
チーズ作り体験では児童・保護者が協力してチーズの形を整え、塩味をつけて手作りチーズを仕上げていきましたが、特に子どもたちが積極的に取り組む姿が印象的でした。
今回も町内の酪農家の方に協力をいただき、材料として町産の生乳を使用することで、地元の食材の魅力を知ってもらい、また乳酸菌による「発酵の力」について楽しみながら体験することで、興味が深まった様子でした。
※ホエイ
牛乳から乳脂肪分やカゼインなどを取り除いた水溶液

◆いろいろ体験くらぶ
第4回「ピザをつくってみよう!」
8月18日にピザづくりを体験しました。町内でイタリアンレストランを営む橋本寿一さんにご指導いただき、本格的なピザづくりに挑戦しました。
まずは二つのグループに分かれピザ生地を1枚分に計量して丸めたり、薪窯の火起こしをしたり交互に体験をしました。
その後、ピザ生地を伸ばし、その上にトマトソースとチーズと収穫したてのバジルをトッピング。橋本さんと一緒に薪窯で焼き上げ、みごとな「マルゲリータピザ」ができ上がりました。
最後に橋本さんから子どもたちに「計量達人」「生地伸ばし名人」「火起こし名人」などと書かれた「修了証」が手渡されました。