くらし 町の話題(3)

■地域の安全のために
11月1日、双葉町消防団による検閲式がJR双葉駅東口の駅前広場で行われ、団員約40人が参加しました。この検閲式は、消防団員の士気を高め、規律や団結力を確認することを目的に毎年実施されているものです。
当日は、伊澤町長からのあいさつや渡辺浩美消防団長による訓示のほか、団員による行進などが行われ、地域の防災力向上への意識を新たにしました。参加した団員は緊張感を持って式に臨み、地域住民の安心・安全を守る決意を新たにしました。
今年7月のカムチャツカ半島を震源とする津波発生時に消防団は町内で避難誘導を行うなど火災や災害時の対応はもちろん、地域防災の要として活動を続けています。

■駅西住宅が2025年度グッドデザイン賞を受賞
双葉町が整備した「駅西住宅」が、2025年度グッドデザイン賞(主催:公営財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
駅西住宅は地域の景観や住民の暮らしやすさを重視するため、木の温もりを感じる外観や、コミュニティ形成を促す共用スペースなど、細部にまでこだわりが詰まっています。入居率は約9割を推移しており多くの方々が安心して暮らせる住まいとして定着しています。

■教育委員に山本さんを再任
双葉町教育委員として山本眞理子さん(下条)が再任されました。
10月6日、双葉町役場において辞令交付式を行い、山本委員からは「安心して学べる環境づくりに努めていきたいと思います」とあいさつをいただきました。
任期は令和7年10月1日から令和11年9月30日までの4年間です。

■健闘!奮闘! ふくしま駅伝
11月16日、第37回ふくしま駅伝が行われました。
今年の大会には中学生7人が仲間入りし、2年ぶりに全区でのエントリーを果たしました。若い世代のフレッシュな力が加わったことで、チームに元気と勢いをもたらしました。
レース途中からオープン参加となりましたが、沿道からは大きな声援が絶えず響き、選手たちの背中を力強く押してくれました。最後まで全力で走り抜けた選手の皆さんへ心からの労いと拍手を送りたいと思います。
また大会には町役場から3人が選手として参加しました。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■双葉町教育施設等準委員会を開催
10月23日、双葉町役場で双葉町教育施設等準備委員会の第1回会合が開催されました。
この委員会は令和10年4月に開園・開校を目指す「幼保小中一貫教育施設」の教育課程や施設整備について話し合い、その結果を教育長へ提言することを目的としています。
当日は舘下教育長より委員の方々に委嘱状が交付されました。委員は大沼博文委員長をはじめ学識経験者や学校教育関係者など11人で構成されています。(別表参照)
第1回の会合では施設の基本設計(案)や新しいこども園・義務教育学校における保育・教育理念等について意見交換が行われました。
有識者の知恵と経験を集めて「双葉町の教育」を拓く取組みがいよいよスタートします。
※詳しくは本紙をご覧ください。