- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県常総市
- 広報紙名 : 広報常総 2025年12月号
■空き家を活かす ~負動産になる前に~
空き家になった建物は、住んでいた時よりも早く老朽化してしまう恐れがあります。空き家が増える一方で、空き家を必要としている人たちがいます。修繕が必要であったり、誰も住まないと思っていた空き家を活用できるかもしれません。
■空家等バンク制度について
空き家を「売りたい・貸したい」所有者の物件を紹介する制度です。
多くの方が空き家の利活用を検討しています。お持ちの空き家がありましたら、ぜひ登録を検討ください。
※詳細は本紙掲載の二次元コード参照(市ホームページ)

▽空家等バンク活用支援補助金
空家等バンクを通じて、居住用の物件を取得・賃貸した場合、物件の取得や修繕費用の一部が補助の対象になる場合があります。
※詳細は本紙掲載の二次元コード参照(市ホームページ)
■さかさま不動産を導入しました!
●協定を結びました
市では空き家の利活用促進を図るために、10月8日、(株)On-Coと挑戦を応援できるまちづくりに関する連携協定」を締結しました。
●さかさま不動産とは?
・不動産情報ではなく、利活用希望者の情報を流通させる。
不動産情報ではなく、利活用希望者の「やりたいこと」を起点に想いや目的を発信することで空き家を活用するマッチングサービスです。
市で創業・移住を検討している皆さんの「やりたい」想いを発信して、市の空き家を利活用してみませんか?
▽従来の不動産
〔借りたい人〕
どんな物件があるか探してみよう!
→空き家の不動産情報
・空き家A
・空き家B
・空き家C
▽さかさま不動産
〔空き家の所有者〕
どんな人がいるか探してみよう!
→市で創業・移住を検討している空き家利活用希望者
・希望者A カフェを開きたい
・希望者B アトリエがほしい
・希望者C 若者が集う場所を作りたい
■空家等バンクを利用した方に聞いてみました!
▽空き家所有者にインタビュー
物件を登録して空き家を売った方に、利用した感想を伺いました!
Q.空家等バンクを利用しようと思ったきっかけは何ですか?
A.地元不動産会社を知らず、空家等バンクに登録すれば、不動産会社を紹介してくれると聞いて安心し、利用しました。
Q.物件を登録してよかった点を教えてください。
A.市役所のホームページ、県や全国の空家等バンクサイトに掲載してもらえ、幅広く情報発信をしてもらえたことです。
Q.空家等バンクへ物件登録を検討している方へメッセージをお願いします。
A.費用をかけずに空き家情報を発信でき、市役所と不動産業者の連携により手続きを進めることができます。ぜひ、空家等バンクのご利用を検討してみてください。
▽空き家購入者にインタビュー
利用登録して空き家を購入された方に、利用した感想を伺いました!
Q.空家等バンクの利用を考えたきっかけは何ですか?
A.住宅街に住んでいたので、隣家と距離がとれた家で畑ができる場所を探していました。インターネットで調べていたら、常総市の空家等バンクの物件が見つかり、内見もできるとわかったので利用しました。
Q.現在のお住いの住み心地はいかがですか?
A.とても気に入っています。畑仕事をやって、飲みにも行け、ゴルフも近くでできて、健康的に暮らせています。
Q.空家等バンクへの利用を検討している方へメッセージをお願いします。
A.試しに行ってみるぐらいの気持ちで利用してみるといいと思います。車が運転できれば、そこまで不便さは感じませんでした。
問い合わせ:
〔空き家対策について〕(水)都市計画課【電話】内線2730
〔空き家利活用について〕(水)都市整備課【電話】内線2930
