くらし 《特集》日々、給食に想いを込めて(2)

《生産者インタビュー》
■地元でとれた農産物のおいしさを知ってほしい
学校給食の食材を生産していただいている市内の方々のSTORY

●1.石下農産物直売所 生産者の皆さん
代表 渡邉清美さん

▽地域で採れたての旬の食材を出荷
石下地域の農家が共同で旬の時期にタマネギやジャガイモ、ピーマン、ナス、小松菜、キャベツ、白菜など様々な野菜を生産、出荷しています。

▽直売所だからこそできる新鮮な食材
直売所の野菜は、保管が必要な野菜を除き、基本的に出荷当日または前日に収穫しています。高い鮮度のまま出荷ができることで、子どもたちへおいしい給食を届けたいと思っています。近年は異常気象などの影響も受けていますが、作付け時期を調整しながら、安定した生産ができるよう工夫しています。

▽野菜嫌いでも食べられるような野菜を
子どもたちの中には野菜嫌いの子がいるかもしれません。そんな子どもたちにもおいしいと思ってもらえるような地域の農産物を作っていきたいと思っています。

●2.常総直売野菜生産組合
代表 鶴川清一さん

▽ニンジンやダイコンなどを生産
ニンジンやダイコン、ネギなどの野菜を中心に出荷しています。ニンジン、ダイコンは年間を通じて栽培しています。また、旬の時期にはジャガイモや白菜なども出荷しています。

▽加工のしやすい大きめの規格で出荷
学校給食は、1か月前には納品時期が決まります。その時期に確実に収穫・出荷できるように栽培管理や品種の選定を行っています。納品する食材は通常よりやや大きな規格に育てて収穫するようにしています。安全安心な食材を生産するために農薬などの使用が極力少なくなるような栽培に努めています。

▽地元食材のおいしさを給食に
給食を食べた子どもたちから地元でとれたものは新鮮でおいしいねと言われるような野菜を作っていきたいです。

●3.水海道産直部会
代表 田口克己さん

▽安心の米づくり
減農薬栽培に38年取り組み、お米やジャガイモ、タマネギを生産しています。農薬を極力使わず、子どもたちに安全でおいしい給食食材を届けたいという思いで日々励んでいます。

▽お米は体をつくる食べ物
お米は体をつくる大切な食べ物。残さず食べてもらえることが生産者として一番の喜びです。これからも安心して食べられる農産物づくりに一生懸命取り組みます。

●4.農事組合法人 産直市場元気村
代表理事 坂巻澄夫さんご夫妻

▽農家が共同で出荷
産直市場元気村の生産農家が共同でサツマイモや里芋、ネギ、ダイコンなどを出荷しています。サツマイモは収穫後に2~3週間の保管が必要ですが、ビニールハウス内の温度を一定に保ち、品質を管理しています。

▽地場産物を知ってほしい
給食を食べる子どもたちには、食材の野菜を誰が作っているのかに想いを寄せて食べてもらえればと思っています。食材の中には自分の住む地域で生産されている野菜もあることを、ぜひ知ってほしいです。

■学校給食費用の仕組み
~食材料費の高騰分は市が負担しています~
学校給食法により、光熱費や人件費など運営にかかる費用は市が負担し、食材料費は学校給食費として保護者の皆さんに負担していただいています。
学校給食費は1食あたり、小学校220円・中学校240円で、平成26年度から変わっていませんが、近年の物価高騰による食材料費の上昇は厳しいものとなっています。
そのため市では、保護者の皆さんに新たな負担をしていただくことなく、学校給食に求められる質と量を確保し、栄養バランスのとれた安全安心でおいしい給食が提供できるよう、献立の様々な工夫と合わせ、物価高騰に伴う食材料費の上昇分を負担しています。

給食費月額:
・小学校 3,800円
・中学校 4,200円
提供回数(令和7年度):年間193回(月平均17.5回)
※4月~3月(8月除く)

毎月1人あたり1,050円を市で負担!

※市の負担額は月により変動します。

■注目!
学校給食センターでは、生産者の顔が見える新鮮で安全な地元の食材(地場産物)を給食へ積極的に取り入れるための会議(地場産物会議)を毎月開催しています。
※参加団体…石下農産物直売所、常総直売野菜生産組合、水海道産直部会、産直市場元気村、JA常総ひかり

■市の給食事業や献立などに関して詳しくは市ホームページをご覧ください。