しごと 特集 まちを守る消防団(2)

■voice 消防団員
活躍する先輩団員にインタビュー

▼太田支団第7分団所属 黒澤さん(入団28年目)
▽入団のきっかけを教えてください
20歳の時、先輩に誘われたソフトボールが消防団の入口でした(笑)顔見知りも多いし、父も団員だし何となく…で入団して28年、今では副分団長です。

▽消防団ではどんな活動をしていますか?
私たちの役割は「後方支援」。最前線で活躍する消防士をサポートするため、7分団では20代から70代まで25人いる団員同士の意思疎通を図り、円滑な連携プレーに努めています。

▽日常生活と消防団活動の両立について
平日は会社員、休日は少年野球の指導をしていますが、出動要請には対応できる範囲でOKなので、仕事やプライベートが犠牲に…という心配はありません!

▽入団希望者へメッセージ
心肺蘇生訓練等、「大切な人の命」を助ける手法が身につくので、「地域のため」だけでなく「自分のため」の活動にもなります。皆さんの入団をお待ちしています!

▼本部分団所属 石川さん(入団21年目)
▽入団のきっかけを教えてください
こども園のPTA講習会「応急手当教室」でスカウトされ、「なんか楽しそう」とママ友11人で入団!子どもたちのヒーローになれることが誇らしく、21年目も頑張っています。

▽女性の消防団活動はどんな内容ですか?
一次救命処置法の指導や、幼年防火クラブへの防災紙芝居キャラバン等、防災意識を高める活動がメインです。子連れで操法訓練に参加する方もいますし、子育て中のママも大活躍しています。

▽消防団に入って変化はありましたか?
専業主婦でも社会の役に立てる実感がわき、日々の危機管理意識が高まりました。自分の周りで火事を出さないよう、家族だけでなく近所にも日頃から声かけしています。

▽入団希望者へメッセージ
「ママが消防団で活躍する姿」を見せることが、自分にも、子どもにもプラスになりました。まずは見学だけでも大歓迎!お子さんが小さいママさん、一緒に頑張りましょう!

問合せ:消防本部総務課
【電話】73-1193