子育て 特集 共に支え合い、すくすくのびのび育てるまちへ こども育成支援センター

お子さんと一緒に過ごす日々は、新しい発見や思わぬできごとに満ちていて、大声で一緒に笑いあう時もあれば、ふとお子さんの成長に思い悩むこともあるかと思います。
「今、この先、この子がどうか幸せでいてくれたら」と願う保護者の皆さんだけではなく、周囲の人や市、地域で力を合わせて、すくすくのびのびと子育てができるまちでありたい。
こども育成支援センターでは、地域の中核的な総合支援機関として、保健・福祉・教育の人材と機能を集約し、0~18歳の成長や発達が気になるお子さんに対して、きめ細かい切れ目のない支援を行っています。

■ワンストップの相談支援体制
▽特性に応じた質の高いサービスの提供
・お子さんの成長・発達を促す親子フォローアップ教室
・聞く力やことばの発達を促すための個別指導教室の実施
・児童福祉法に基づく児童発達支援事業所
・不登校支援「ここから」

▽人を育て、地域の支援力の向上
・幼児施設・小・中・義務教育学校・高等学校への巡回相談・市民向け講演会・保護者向け研修会の実施・講師派遣

■相談にのってくれるスタッフは?
心理士・保育士・社会福祉士・保健師・教員・児童発達支援管理責任者・幼稚園教諭・特別支援連携コーディネーター・スクールソーシャルワーカーなどの各分野の専門家が連携し、相談に応じます。

■相談の流れは?
相談は電話またはWeb(24時間受付)で受け付けています。
1.電話またはWebで相談受付
2.電話相談 必要に応じて、来所相談の予約
3.面接相談 相談内容に応じて、関係機関と連携し、支援を行っていきます

昨年度は約1,500件の相談がありました。相談内容として多いものは、未就学児の「ことばの遅れ」「落ち着きのなさ」、就学後の「学業不振」「かんしゃく」でした。
「ことばが遅い」「友達とうまく遊べない」「集団行動がとれない」「勉強についていけない」「気持ちのコントロールが苦手」などお子さんの発達や関わりで困ったことがありましたら、気軽にご相談ください。

▼利用者の声
▽親子フォローアップ教室「つくしんぼ」利用者
2歳のときにことばの遅れを相談しました。心理士、保健師と相談し、親子フォローアップ教室に通っています。小集団の教室で遊びを通して、いろんなことを学んでいます。保育士さんからは、家での関わり方についてアドバイスもらって徐々にことばも出るようになってきました。親子で楽しく通っています。

▽小学生の保護者
就学後、学校で不適応を起こして、Webから相談しました。こども育成支援センターのスタッフ、特別支援連携コーディネーター、スクールソーシャルワーカーが連携してサポートしてくれたため、充実した学校生活が送れるようになってきました。今も相談しながら、成長を見守っています。

▽市民向け講演会参加者
発達障害の特性について、理解することができました。発達障害などの皆さんは学校職場などの理解がなければ、なかなか厳しい状況がまだまだあると思います。障害がある人達に対しての理解、誰もが温かな手を差し伸べられる社会を考える機会となりました。

こども育成支援センターでは、「自分らしさ」「その子らしさ」を発揮し、充実した生活を送れるよう専門職が連携し、本人や家族の支援を行うとともに、地域の支援体制の充実を図っています。

問合せ:笠間市こども育成支援センター
住所:笠間市美原3-2-11
【電話】0296-73-4721(直通)
【電話】0296-73-4711(相談専用)