くらし 追悼

■潮来市名誉市民 水郷いたこ大使
海老沢 勝二氏

潮来市立図書館の名誉館長としても、発展にご尽力いただきました。NHK関連の本を中心に約450冊もの本を寄贈されました。
館内にはこれらの蔵書を集めた「海老沢文庫」コーナーを設け、訪れる方々に知識と学びの場を提供しています。

◇略年譜
1934年 茨城県行方郡潮来町(現潮来市)に生まれる。
1950年
潮来町立潮来小・中学校卒業。
画家堀井英男氏と同級生の関係。
1953年 早稲田大学高等学院卒業。
1957年
早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。
日本放送協会(NHK)入局。
1982年 日本放送協会政治部長になる。
1988年 日本放送協会報道局長になる。
1989年 日本放送協会理事になる。
1991年 (株)NHKエンタープライズ社長になる。
1994年 日本放送協会副会長になる。
1995年 いばらき大使になる。
1997年 日本放送協会会長になる。
1999年 オルデンデグランオフィシアル(偉業勲章)をペルー共和国から授与される。
2000年 リオブランコ勲章・コメンダドール位をブラジル連邦共和国から授与される。
2002年
国際エミー賞経営者賞を授与される。
水郷いたこ大使になる。
2003年 (財)日本オリンピック委員会評議員になる。
2004年 ヨルダン・ハシェミット王国「独立勲章第一号」を授与される。
2005年 茨城県特別功績者を受賞。
2006年
潮来市立図書館名誉館長になる。
茨城県人会副会長になる。
潮来市名誉市民になる。
2007年 横綱審議委員会委員長になる。
(出典:潮来市立図書館 略年譜)

■海老沢勝二潮来市名誉市民の訃報に接し謹んでお悔やみ申し上げます。
海老沢様は、昭和9年潮来町(現潮来市)にお生まれになり、昭和32年日本放送協会へ(現NHK)入局し、記者として活躍された後も数々の役職を歴任されました。平成9年には日本放送協会会長に就任するなど真摯な姿勢と情熱をもって多くの実績を残し、会長としての職務を全うされました。特に日本放送協会では、放送・情報事業の発展に多大なる貢献をされ、今日の放送業界の礎を築かれました。
また、様々な団体で要職を歴任され、日本国内はもとより世界各国から勲章を授与されるなどその業績は枚挙にいとまがないほど素晴らしく市民の誇りであります。
平成14年には、水郷いたこ大使にご就任いただき、本市への観光振興・地域産業の活性化のため行政や地域団体、企業を繋ぐ懸け橋として数々の事業や活動に力添えをされ、市の知名度向上にもご尽力いただくなど市政進展に大きな貢献をされました。
生前は、常に潮来市のことを気にかけ郷土を愛してくださいました。その尊い精神は永遠に生き続けます。そして、海老沢様の穏やかで高潔、誰に対しても思いやりを忘れない人柄と、人を育て次代を担う若者たちに希望を託された姿勢は、多くの市民に深い感銘を与えてくださいました。この海老沢様の遺してくださった教えと功績は決して忘れません。
あらためて、長年のご功労に深甚なる敬意と感謝を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
潮来市長 原 浩道