健康 スポーツ活動における熱中症事故の防止

スポーツ活動中をはじめとして、依然として熱中症による被害が多く発生しています。熱中症は、梅雨明け等の気温が急に上昇したとき、また、合宿初日や休み明け、あるいは低学年(特に新入生)に多くみられます。
いずれも、「体が暑さに慣れていない」からです。

◇暑熱順化
気温が高くなり始めたら、暑さに慣れるまでの順化期間を設けましょう。順化期間の最初は運動量を落とし、次第に負荷を高めて行きます。適切な予防措置をしましょう。
・気温が高くなり始める5~6月から開始します。
・トレーニング開始から順化の効果が表れるまで5日間を要します。
・服装は汗の蒸発を妨げない服装が好ましいです。
また、活動の場所や種類にかかわらず、暑さ指数(WBGT)に基づいて活動中止を判断することも必要です。
「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(公益財団法人日本スポーツ協会)等を参考として、熱中症事故防止のための適切な措置を講じましょう。

問合せ:スポーツ振興課
【電話】0297-35-1711