くらし どうする?実家の家じまい!?

空き家の長期間放置は、さまざまな実害が発生します。放置すればするほど、整理が難しくなる”負動産”に。親族や近隣に負担をかけないためにも、自治体の制度を確認して早期解決に取り組みましょう。

■空き家の放置がもたらす3つのリスク
○Risk01 累積する家計へのダメージ!!
空き家の維持には固定資産税や保険料など年間30万円ほどの費用がかかります。5年も放っておくと、ゆうに100万円を超える損失に!放置はまさに百害あって一利なし!

○Risk02 老朽家屋が法的措置の対象に!?
管理が不十分だと「特定空家等」や「管理不全空家等」に分類され、行政代執行による撤去費の請求や固定資産税の増額といったリスクが発生するので早めの対処を!

○Risk03 火災・損壊による近隣トラブル!?
空き家は劣化が早く、草木の繁茂やゴミ投棄で近隣トラブルの原因に。火災や倒壊で他人に被害を与えた場合、数千万円の損害賠償を請求されるリスクも。

■知っていますか?空き家に関する2つの法改正
◆土地国庫帰属制度
○どんな制度?
一定の要件を満たした場合に、相続した土地を手放して国の所有にできる制度です。2023年に開始されました。

○対象となる土地の要件とは?
「建物が建っていない=更地である」ことが前提条件です。その上で、土壌汚染されていないなどいくつかの条件があります。

◆管理不全空家等の新設
○管理不全空家等とは?
適切な管理がされておらず、放置すると特定空家等になる恐れのある建物のことで、2023年に新設されました。

○管理不全空家等に指定されると?
住宅用の土地に適用される固定資産税等の減額措置が解除され、土地の固定資産税等が最大で6倍になるリスクが!

■空家等・空き地情報登録制度(空家等・空き地バンク)を利用してみませんか?
空家等はそのまま放置しておくと、さまざまなトラブルの原因となります。市では、良好な住環境の確保と定住促進による地域活性化を図るため、市内にある空家等・空き地を「貸したい・売りたい」所有者と「借りたい・買いたい」方のマッチング制度「空家等・空き地バンク」を運営していますので、ぜひご相談ください。

○空家等解体撤去補助金
空き家の物件(空き地を除く)が空家等バンクに登録決定となった場合、奨励金として5万円が交付されます。

○空家等バンク登録奨励金
老朽化した空家等の解体撤去経費の一部を補助します。(※要件あり)

問合せ:地域コミュニティ課(霞ヶ浦庁舎)

■STEP1 あなたの空き家はどうするのが最善?
下のYES/NOチャートで確認してみましょう!

■STEP2 まずは空き家の資産価値を調べることから始めませんか?
「自分の土地が売れるか分からない」そんな時は、すまいの終活ナビをご活用ください。土地面積などいくつかの質問に答えれば、その場で売却額の目安が分かります。無料でお使いいただけます。

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■STEP3 「空き家の相談窓口byクラッソーネ」で無料相談ができます!
お電話でのご相談
通話無料 豊富な知識と経験を持ったコンサルタントがサポートします。
【電話】0120-304-395
受付時間:9:00~18:00(定休日:(土)(日)(祝))

かすみがうら市と「空家等の適切な管理の促進に係る連携協定」を締結している(株)クラッソーネでは、不動産売却先や、売却が困難な土地建物の引き受け先のご紹介など、空き家に関するご相談をワンストップでお受けする「空き家の相談窓口」を開設しています。まずは一度ご相談ください。

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