文化 【水族館の生き物紹介】湖畔(こはん)の学(まな)び舎(や) かすみがうら市水族館

■ウーパールーパーの魅力大解剖!
皆さん、ウーパールーパーを知っていますか?あの愛らしくユニークな見た目が特徴の、ペットとしても大人気の生き物です。今回はその魅力をたっぷりご紹介します。
ウーパールーパーという名前は、実は愛称だと知っていましたか?本当の名前は『メキシコサラマンダー(学名:Ambystoma(アンビストマ) mexicanum(メキシカヌム))』といいます。メキシコの湖に生息するサンショウウオの仲間で、現地では「アホロートル」とも呼ばれています。この名前はアステカ神話の水の神「アホロートル」に由来していて、なんだか神秘的ですよね。
そしてウーパールーパーの最大の特徴は、幼生のウーパールーパーの魅力大解剖!姿のまま大人になる、不思議な成長の仕方です。通常、サンショウウオの仲間は、オタマジャクシのような幼生期を経て、肺呼吸をする陸上生活の成体に変態しますが、ウーパールーパーはエラやヒレを持った幼生の姿のまま性成熟し、子孫を残します。このため、まるで「永遠の子ども」のような愛らしい姿が人気の秘密となっているのです。白、黒などさまざまな色のウーパールーパーがいますが、野生では主に暗褐色です。ゆったり泳ぐ姿や、つぶらな瞳、ぷにぷにした体は、見ているだけで癒されますよね。ウーパールーパーはただ可愛いだけではない、不思議な魅力にあふれた生き物です。当館では、実際にウーパールーパーに触れ合えるタッチプールや、餌やり体験を開催しています。ご興味のある方は、ぜひ水族館まで遊びに来てください。

問合せ:かすみがうら市水族館
【電話】029-896-0722