- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県桜川市
- 広報紙名 : 広報さくらがわ No.463(2025年1月1日号)
睡眠は、健康増進・維持に不可欠な休養活動です。睡眠不足は、肥満・メタボリックシンドローム、循環器系疾患(高血圧、心筋梗塞、狭心症、脳卒中)、うつ病などの発症リスクになります。人は、人生のおよそ3分の1を眠って過ごします。最も身近な生活習慣である睡眠にもっと目を向けてみませんか。
■良い睡眠とは
良い睡眠には、量(時間)と質(休養感)が重要です。
成人では、6時間以上の睡眠時間を確保することが推奨されています。また、高齢の方は、寝床にいる時間が8時間以上にならないよう注意しましょう。
睡眠には個人差がありますが、毎日ほぼ同じ時間にすっきり目覚めて、日中に眠気や不調を感じないことが重要です。
◇良い睡眠をとるメリット
疲労回復はもちろん、ストレス解消や美容にも効果があり、一日を意欲的に過ごせるだけでなく、こころのケアにもなります。
■市民の睡眠の状況
令和5年度健康づくりアンケート調査では、37.4%の人が、睡眠時間を6時間未満と回答しています。
また、18.6%の人が、睡眠で休養が十分とれていないと回答しています。
資料:桜川市健康づくりアンケート
■良い睡眠のためのコツ
・毎日決まった時間に起きて太陽の光を浴び、朝食を食べる
・日中は、適度な運動を心がける
・昼寝は「15時まで」「30分以内」を目安にする(高齢の方は「15分以内」)
・夕方以降は、カフェインを多く含むコーヒー・紅茶を控える
・寝るための飲酒は、逆に睡眠が浅くなるので控える
・就寝1~2時間前の入浴がおすすめ
・寝る前のパソコンやスマートフォンの使用は控える
■ひとりで悩まず相談を
睡眠環境、生活習慣、嗜好品のとり方を整えても睡眠の悩みが続く場合は、かかりつけ医などに相談しましょう。