- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県桜川市
- 広報紙名 : 広報さくらがわ No.471(2025年5月1日号)
■アグベル株式会社
市内では、農家の高齢化や後継者不足といった理由により離農者が増え、耕作放棄地が増加傾向となっています。耕作放棄地は環境の悪化や、災害リスク・害獣の増加などにつながる恐れがあるため、深刻な問題となっています。
そんな中、シャインマスカット栽培を通して地域問題の解消に務めている、山梨県のアグベル株式会社(代表取締役丸山桂佑(まるやまけいすけ))の取り組みをご紹介します。
同社は、耕作放棄地を整備してシャインマスカット栽培に活用することで、耕作放棄地の問題解消へ繋げる取り組みを行っています。
現在は、真壁町白井地区の耕作放棄地約30,000平方メートルの整備に着手しており、将来は50,000平方メートルまで整備することが計画されています。既に整備を終えた畑には、400本の苗木の定植が行われました。
今年の秋には本格的にシャインマスカット栽培を始め、出荷は令和10年ごろを予定しています。