くらし なめがたロケ日記

フィルムコミッションは、実際どんなことをしているの?
とある撮影の現場の記録とともに、フィルムコミッション活動の一部を紹介します。

■エピソード(1)
「行方かんしょ」特製カレーでおもてなし!
今回撮影された作品のテーマは「行方かんしょ」。
GI(地理的表示)にも登録されている「行方かんしょ」の魅力をもっと知ってもらうためにも、撮影に来てくださったスタッフの皆さんに「行方かんしょ」を使った特製カレーを提供!
行方市食生活改善推進員協議会の皆さんのご協力のもと作られたカレーは、行方市産の食材をふんだんに使い、撮影の疲れも飛んでいくような、栄養満点メニューです♪

■エピソード(2)
PRブースを設営!行方の魅力発信♪
JAなめがたしおさいと協力し、ロケ現場にPRブースを設営!PRブースでは、行方市産の食材を加工して作られたお菓子や「行方かんしょ」の焼き芋、地元食材を使った特産品などをご用意。
どの特産品も、出演者やスタッフの皆さんから大好評!長時間にわたる撮影の合間の小腹を満たし、印象に残る、行方の魅力たっぷりの差し入れとなりました。

■Film Commission Interview
今回のロケ関係者の皆さんに、本市での撮影についてインタビューしました

□なめがたしおさい農業協同組合 組合長 金田富夫さん
Q 「行方かんしょ」を題材にしたドラマの制作を知った際、どのように感じましたか?
A 生産農家とJAが一緒となり、努力を重ねた取り組みを、全国に伝えられることをうれしく思います。特に、甘藷(かんしょ)部会の発展に寄与したリーダー(故人)は「天皇杯受賞」という日本一の栄冠に甘んじることなく、海外進出にも意欲的な方でした。本作品を通じて彼の遺志や功績を伝え、関係者への恩返しになれば幸いです。

Q ドラマを通じて、どのようなことを知ってもらいたいですか?
A 今の焼き芋ブームの背景には、産地の努力がありました。甘藷部会の仲間や同僚、関係者の協力なくしては、決して一人ではできなかったことであると、全国の視聴者に知っていただきたいです。農家と共に歩んだ軌跡を感じていただけたらと思います。

Q 「行方の魅力」は、どんなところですか?
A 行方市は60品目もの青果物を作る多品目産地です。行方かんしょに限らず、消費者目線でおいしいものを作ることができる点が魅力であると感じます。ドラマをきっかけに、行方農家の「こだわり」、「おいしさ」を知っていただけたらと思います。

□コトコト~おいしい心と出会う旅~ 演出 中泉慧さん
Q 撮影前と撮影後で、行方市への印象の変化はありましたか?
A たくさんの取材をさせてもらった上での撮影を経て、暮らしていらっしゃる方がなんと明るくて前向きで、おおらかなのだろうと感じるようになりました。こういう方々がいらっしゃるから、日ごろの食事ができているのだなと痛感した次第です。

Q 行方市で食べたもので、印象に残っているものはありますか?
A 行方かんしょはドラマの題材、言わずもがな抜群においしいのですが、そのほかピーマンからお米から農作物が、何から何までおいしかったです。中でも、JAさんが作られたチンジャオロースまんは、鮮烈な印象でした。

Q 行方市へメッセージをお願いします。
A 日々、食を支えてくださっていることに、まずなによりの謝意を示したいと思います。そして、行方を舞台にできたからこそ、行方で暮らす皆さまに出会えたからこそ、このドラマを世に出すことができたのだなと、重ね重ねになりますが、心より感謝しております。また、今度は遊びにお邪魔させてください。

■ロケ支援作品紹介! NHKプレミアムドラマ「コトコト~おいしい心と出会う旅~」茨城編
主演:古川雄大 ほっこり癒される、“おいしい”物語!

□物語
ちょっと風変わりな百貨店バイヤーの主人公・結稀宏人(ゆうきひろと/古川雄大)が、日本各地の“おいしい”を探して旅へ出かける。
その旅の中で出会う、訳アリな人たち。全国の美しい風景を舞台に、宏人の作るおいしいスープが、出会った人たちの心を温め溶かしていく。
ゆったり、ほっこりしながら、地域の「今」が見えてくるオリジナルドラマ。
※ホームページから一部転載。

□放送予定
・BS・BSP4K同時
※群馬編・茨城編ともに《プレミアムドラマ》として放送
群馬編:2025年8月17日(日)夜10:00~10:59
BSのみ 再放送:8月23日(土)夜11:10~0:09
茨城編:2025年8月24日(日)夜10:00~10:59
BSのみ 再放送:8月30日(土)夜11:10~0:09
・総合 2025年度冬

番組ホームページはこちらから【HP】https://www.nhk.jp/p/ts/Y5PJK79NY4/