くらし 映像作品を支える地域の力!支援ボランティアとロケ地提供者をご紹介

本市での映像作品撮影は、陰ながら支えるロケ支援ボランティアの皆さん、ロケ地提供者など、一人一人の温かいサポートが、輝く作品づくりを支えています。市民の皆さんの、ロケ支援ボランティアへの参加、未利用地(畑、山林)や未利用施設(家屋、倉庫など)の登録をお待ちしています。

■現場を彩る舞台裏のヒーローたち!エキストラ参加の魅力とは
◆エキストラの魅力とは?
「映像の裏側」という、非現実的な世界に入れることだと思います。
普段は会社員の人でも、警官になれたり、時代劇の登場人物になれたり、役を通じて、普段はなれない自分になることができます。

◆一般の方でもエキストラはできますか?
演技のことを何も知らなくても問題ありません。参加する当日に、スタッフから演技指導がありますので、指示通りに行えば大丈夫です。やってみたいという気持ちがあれば、ぜひ参加してみてください。

◆市民が参加するメリットはありますか?
地元で撮影された作品に参加することは、映像としての記録にも残りますし、思い出にもなります。
市民ボランティア・エキストラにご登録いただいた方には、市内撮影の募集を優先的にご案内しています。興味のある方は、ぜひご登録ください。

◆映像制作サポート 合同会社Yプロダクション 谷口昭仁さん
茨城県内唯一の撮影支援会社。2014年に創立し、ロケーションコーディネートから撮影、エキストラ手配など、幅広く活動。行方市とは、ボランティアエキストラ・スタッフの確保および育成に関する連携協定を結んでいる。

■支援者の声 そこにいない演技!作品の世界観を作る 市民ボランティア・エキストラK.Kさん(女性)
◆エキストラに参加しようと思ったきっかけは?
退職して、私生活に時間ができたことで、エキストラに興味を持ちました。市内で撮影がされているというのもあり、やってみようかなと思ったのがきっかけです。

◆参加してみた感想は?
今まで、スーパーの買い物客役や病院の患者役、看護師役を演じてきました。どの作品も、撮影後には充実した気持ちになります。出演した作品は、必ず見るようにしています。

◆思い出やエピソードがあれば教えてください。
エキストラ間で交流できるのがうれしいです。市からの差し入れで、焼き芋が配られたときは「他のロケ地ではなかなか無い、すごい!」と、驚いている方がたくさんいて、行方市のPRにつながっているなと感じました。行方市にまた来たいと言ってくださる方もいて、市民としてうれしかったです。

■支援者の声 栄養満点!炊き出しで撮影現場をサポート 行方市食生活改善推進員協議会の皆さん
◆炊き出しのきっかけは?
市からの提案もあり、ボランティア活動の新たな場として、炊き出しを始めたのがきっかけでした。

◆メニューは、どんな思いをこめて作っていますか?
行方市で取れる豊富な食材を、余すことなく食べていただきたいと思っています。撮影の現場は過酷な印象があるので、行方市の食材をふんだんに使った、栄養満点のメニューで元気になっていただきたいです。

◆炊き出しに関するエピソード
俳優さんが気さくに話しかけてくださったり、スタッフの皆さんから「おいしかった」と、温かい言葉をいただけたりするのがうれしいです。特に「おかわりください!」と言ってもらえると、作ったかいがあったと実感します。

■支援者の声 安全第一!撮影を支える防火の盾 行方市消防団北浦支団の皆さん
◆協力を依頼された際、どのように感じましたか?
協力できるということであれば、進んで参加したいという気持ちでした。火を使うことによって、作品に臨場感が出ると思いますので、そのサポートができたのであれば、光栄です。

◆立ち会った際の感想やエピソード
撮影現場やセットを見ることができたのが、貴重な経験になりました。消火活動にも携わったことがあり、自分も作品を作り上げたスタッフの一人であるという思いが生まれました。

◆撮影に参加して、意識の変化はありましたか?
撮影現場という、普段は見ることのできない現場に立ち会うことで、新鮮味や刺激を感じました。また、消防団の活動は、消火活動だけではないことを知ってもらえる良い機会であると感じています。今後も、協力体制を築いていきたいと思っています。

■登録者の声 シン関係人口!「二地域居住」で地域と共生 古民家管理の秋谷さんご夫婦
◆二地域居住の居住地として行方市を選んだ理由は?
霞ヶ浦大橋から見る霞ヶ浦の景色がとてもきれいで、印象的でした。千葉にある自宅周辺はとても都会的なため、行方市のような、のんびりした空気で、果樹栽培をしてみたいという思いがありました。

◆古民家をロケ地登録してくださったきっかけは?
築100年超という、歴史ある建物のため、自分たちだけではなく、市内外問わず、たくさんの人に活用してもらいたいと思っていたからです。ロケ地以外でも、サロンとして開放していたり、金・土曜日は、カフェの営業もしています。

◆ロケ地登録して良かったことは?
撮影は成立しませんでしたが、ロケハンに来てくれた監督さんが、古民家や周りの風景を見て「この景色で撮りたい」と言ってくれたことがうれしかったです。成立した作品も、毎回放送や公開は楽しみで、知り合いにも宣伝しています。

■登録ロケ地紹介(いばらきフィルムコミッションロケ地情報)
◆古民家と庭(行方市井上)
「井上山百合の里」の近くにある築100年超の古民家です(いばらきフィルムコミッションロケ地情報登録番号:5078)

□撮影作品
バラエティ…芸能人が本気で考えた!ドッキリGP(2025年5月放送)
MV…TOGITO「スローモーション」(2022年3月公開)

■行方市撮影協力募集のご案内
・行方市民ボランティアエキストラ募集
・撮影候補地募集
※二次元コードは本紙をご参照ください。

問合せ:行方市フィルムコミッション
【電話】0299-72-0811(代表)