くらし 大子町消費生活センターだより

■高齢者の消費者トラブルについて
高齢者は「お金」「健康」「孤独」の3つの大きな不安を持っていると言われます。悪質業者は、高齢者にこれらの不安をあおったり、親切にして信用させたりして、年金や預貯金などの大切な財産を狙っています。
なかでも、認知症などの高齢者は、判断能力が不十分な状態にあるため、一般の高齢者よりもトラブルにあいやすく、悪質業者に狙われやすい傾向にあります。また、トラブルや被害にあっているという認識が低いため、被害が発覚しづらいおそれがあります。

▽消費者トラブルを防ぐためのポイント
・同じような商品が大量にないか
・不審な契約書などが放置されていないか
・生活費が不足するなど︑お金に困っている様子はないか

日ごろから、高齢者本人の様子に変化や不審な点がないか気をつけて、地域全体で見守りを行いましょう。消費者トラブルにあっていることが分かったときには、大子町消費生活センターに相談してください。

問合せ:大子町消費生活センター(生活環境課内)
【電話】72-1124(直通)
9時〜12時、13時〜16時(土・日曜日、祝日、年末年始を除く)