健康 9月10~16日は「自殺予防週間」 気付いてくださいこころのSOS

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令和5年度の本市の自殺者数は、人口動態統計によると、令和5年は90人となっており、毎年多くの尊い命が失われています。自分自身や身近な人の心のSOSに気付いたら、早めに対処し、専門機関などに相談しましょう。

■ストレスは早めに気付き、対処することが大切
心の疲れは、自覚がないことが多く、また自覚があっても無理を重ね、「何だかだるい」「何だか疲れる」「やる気が出ない」といった状態に陥ることがあります。この状態が続く場合は、ストレスが影響していると考えられます。

■セルフケアを心掛け、ストレスサインに気付く
ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことで、体や心にストレスサインが現れます。サインに気付いたら、セルフケアを心掛けましょう。

◇体のサイン
食欲がない、眠れない、だるい、疲れやすい、頭痛・動悸がするなど。

◇心のサイン
憂鬱(ゆううつ)な気分、不安感、イライラする、集中できないなど。

◇行動のサイン
怒りっぽい、落ち着きがないなど。

■自分に合ったストレス解消法を見つける
・入浴やストレッチ、気の合う人との時間を持つなど、リラックス方法を見つけましょう。
・散歩や運動など、体を動かしましょう。
・質の高い快適な睡眠をとりましょう。

◇飲酒によるストレス解消は要注意
・憂さ晴らしの飲酒は根本的な問題解決にならない。
・寝酒は睡眠障がいの原因になることがある。
・死への恐怖感が弱まり、自殺への後押しになることがある。

■大切な人を自殺から守るためにできること
◇気付き
心の不調を示すサインなどに気付き、声を掛けましょう。

◇傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。

◇つなぎ
早めに専門の医療機関や相談機関に相談するよう促しましょう。

◇見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。

■ご覧ください 自殺予防パネル展
期間・会場:
9月8~12日…市役所1階市民ホール、
9月9~17日…東図書館(中今泉3丁目)。

問合せ:保健予防課
【電話】626-1116