- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県鹿沼市
- 広報紙名 : 広報かぬま 2025年10月号(NO.1301)
鹿沼市には鉄道やバス、タクシーといったさまざまな交通手段がありますが、移動ニーズの多様化により交通事業者や行政だけでは交通サービスを確保していくことが困難となっています。
そこで、これまでの交通手段では解決できない移動のニーズに対応するため、「移動のお困りごと」について市民の皆さんと共有し、解決策を考え、地域・行政・事業者が協力して取り組んでいく必要があります。今回は地区内の交通(葉の交通)についてお知らせします。
■鹿沼市の公共交通を木に例えると
▽デマンド型交通(枝の交通)
各地区から市内の主要な施設や駅までを結ぶ小さな移動手段(小人数、乗合い)
▽鉄道やバス(幹の交通)
駅や主要な施設間を結ぶ大きな移動手段(大人数、乗合い)
▽地区内の交通(葉の交通)
地域のコミュニティで支える地域の実情にあった移動手段(小人数or個人)
■例えば、こんな「移動のお困りごと」はありませんか?
・子どもを習い事に通わせたい!でも、迎えはいけるけど、送りが難しいのよね…
・親の通院のための送迎が多くてちょっと負担になってきた。サポートしてくれたら助かるなぁ…
・買い物や通院のときに子どもに送迎をお願いしているけど、いつも仕事を休んでもらうから申し訳ない気持ちになるなぁ
■移動のお困りごとを解決する3ステップ
▽STEP1 学ぶ
地域の交通に関心がある人たちと、困りごとを共有したり、事例や状況を学ぶ。
▽STEP2 考える
地域の交通課題を整理して、課題解決手段を検討する。
▽STEP3 解決に向けて動き出す
既存の交通手段の改善や新しい移動手段の導入によりお困りごとの解決へ…
■移動のお困りごと交流会 参加者募集!
地域で移動問題に取り組んでいる「スマイルきくさわ」(菊沢地区)について学び、その事例を糸口に、移動についてのお困りごとを共有する交流会を開催します。
日時:11月7日(金)午後1時~4時30分
会場:菊沢コミュニティセンター(御成橋町2丁目2197-1)
対象者:どなたでも(個人・団体を問いません)
申込締切:10月17日(金)
申込方法:二次元コードの申込フォームまたは交通政策係に電話(お困りごとのご意見だけでも受け付けます)
※二次元コードは本紙をご覧ください。
内容:
午後1時「スマイルきくさわ」事例発表(本紙P9も参照ください)
午後3時~4時30分
(1)鹿沼市の公共交通の現状について
(2)皆さんの移動のお困りごとの共有
問合せ:生活課交通政策係
【電話】63-2163