くらし 協働・共創のまちづくり

近年、地域課題は複雑化・多様化しており、住民や行政(市や県)だけで対応することが難しくなっています。その課題に対応するために、さまざまな立場の人がそれぞれの強みを持ち寄り、共通の目標に向かって役割を分担し連携をすることで、より活気のあるまちづくりにつながっていきます。今回は、その事例の一部を紹介します。

■[Pick up!]市民協働モデル事業 愛するまち『人・郷・未来』を創る会
“子どもたちが大人になっても住み続けたいと思える『愛されるまち』を創りたい”との想いから、粟野地区の皆さんを構成員とする、「愛するまち『人・郷・未来』を創る会」を結成しました。
今年度は、地域の恒例行事である「あわの盆踊り」「ふるさとあわの秋まつり」への連携をはじめ、過去に開催された「木製迷路」等の復活を目指しています。また、地域住民みんなが参加できるような新規イベントなど、地域の活性化につながる取り組みを今後計画しています。
また、粟野地区ならではの「地域ブランド」の構築を目指し、地域に根付いた郷土愛とともに、住民一人ひとりが「粟野で暮らす」という実感を持ってもらえるまちづくりを目標にしています。

・7月8日、粟野小と連携して「あわの盆踊り」を盛りあげるため、ペットボトルランタンを作成しました。
・8月14日、あわの盆踊りでは、熱中症対策ブースで水を配布したり、甲冑を着用したりして、イベントを盛り上げました。

■地域のチカラ 協働事業
▽清洲地区
学校と地域が協力し合い、合同でリサイクル活動や防災活動等を実施しています。

▽粟野地区
防災フェスタや、災害時の避難経路を確認する講習会等を開催しています。

■ふるさと納税型クラウドファンディング活用公益支援事業
▽一般社団栃木・わんにゃん応援団
不妊去勢手術(TNR活動)や多頭飼育家庭への支援等を行っています。

▽NPO法人栃木アニマルセラピー協会
子どもが、セラピードッグに読み聞かせを行う、「読書犬体験会」などを開催しています。

■市民協働モデル事業
▽グローバル・グループ
鹿沼むかし話のかるたとりや紙芝居を通して、年齢や国籍を問わず、市の民話や文化を伝承する取り組みを行っています。

問合せ:協働のまちづくり課市民協働係
【電話】63-2241