- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県小山市
- 広報紙名 : 広報おやま 2025年6月号
■なくそう!望まない受動喫煙
喫煙は、がんをはじめ、心筋梗塞や脳卒中、そしてCOPD(慢性閉そく性肺疾患)といった病気の原因となるほか、糖尿病や歯周病など多くの病気と関連しています。
○ご存じですか?COPD(慢性閉そく性肺疾患)
「COPD」とは、たばこによって気管支や肺がダメージを受けて、呼吸する力がおとろえてしまう病気です。初めはせきやたん、息切れといった軽い症状から始まりますが、重度になると呼吸困難をひきおこします。COPDを予防するためには、たばこを吸わないことがもっとも効果的です。
○受動喫煙に注意!
たばこの煙は、吸っている人だけではなく身近な人の健康にも影響します。たばこの煙を周りの人が吸ってしまうことを「受動喫煙」といいますが、右図のように受動喫煙の方が、肺がんや脳卒中になるリスクを高めるといわれています。
特に受動喫煙に注意してほしいのは妊娠中の方です。妊娠中にたばこを吸ったり受動喫煙をしてしまうと、赤ちゃんが十分育たずに生まれてきてしまったり、生まれた後に赤ちゃんが突然亡くなる「乳幼児突然死症候群(SIDS)」という病気になるリスクが高まります。
問合せ:健康増進課
【電話】22-9520