しごと ちょっと拝見! MOKAの職場

■芳賀地区広域行政事務組合 消防本部
真岡消防署 警防係 小島紫恩(おじましおん)さん(22歳)

▽業務内容を教えてください
真岡消防署に配属され2年目になります。火災現場での消火活動や救急隊の活動支援、救急救命士として救急車に乗車し、傷病者を医療機関に搬送する業務を行っています。また、放水訓練やロープを使った救助訓練、救急現場を想定した訓練も日々行っています。

▽入庁のきっかけは何でしたか?
高校生の時、部活動中に部員が倒れ、救急車を呼びました。その時に冷静かつ迅速に対応してくれた女性の救急隊員の姿に憧れて入庁しました。

▽やりがいは何ですか?
火災現場で延焼を防げた時や、救急現場でいろいろな方の多くの命をつなぎ留めることができた時にやりがいを感じます。また傷病者やその家族から「女性の隊員さんがいてよかった。安心した」と言ってもらえた時は、とてもうれしかったです。

▽苦労したことはありますか?
入庁して半年間は、全寮制の栃木県消防学校で、現場に必要な知識や資機材の取り扱い技術を習得するため、基礎訓練を通し学びました。しかし、実際の現場は学校での訓練とは異なり、予期せぬ事態が起こることもあり、早急な判断と対応を迫られることです。

▽職場の雰囲気はどうですか?
世代が幅広い職場ですが、困ったときは先輩方がどんな時でも手を止めて丁寧に指導してくれるので、安心して業務に取り組むことができます。

▽今後の目標を教えてください
消防車やポンプ車の運転ができるよう、大型免許を取得したいです。また自分が消防士になるきっかけをもらったように、現場で少しでも安心感を与えられるような消防士になりたいです。

●プロフィール
芳賀地区広域行政事務組合 消防本部
所在:荒町107番地1
業務開始:1972年4月
消防署では消防士が365日24時間、災害に備えて待機し、火災等の災害が発生すると昼夜を問わず出動します。また、災害が発生していないときは、災害に備え訓練を行ったり、事業所等の立ち入り検査や小学校等で避難訓練の指導を行うほか、出動後の報告書の作成などの事務も行っています。

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